第40回社会言語科学会研究大会のお知らせ
- 大会中止に伴う今後の対応について(2017/9/20)
会員各位
社会言語科学会第40回大会は,2日目のプログラム開始早々に台風のため中止というたいへん心残りな結果となりました.しかしながら,大会に参加されたみなさまのご協力のおかげで,中止以外には大きなトラブルもなく大会を終えることができました.また,多くの方々にご参加いただくことができ,実施された部分については大盛会であったと考えております.参加者のみなさま,とくに本大会のためにご講演・ご発表・ワークショップの準備をしていただいたみなさまには,厚く御礼申し上げます.大会2日目の実施されなかったプログラムにかかわる対応について,すでにお知らせしたことも含めて,いくつかご連絡いたします.
- 本大会中止後に予定されていた2日目10時以降のプログラムは,すべて実施されたものとして扱います.
- 本大会の発表賞審査は行いません.
- 大会参加費の払い戻しは行いません.
- 事前参加申込をして大会参加費を入金したが参加がかなわなかった方々へは,学会事務局より発表論文集を送付します.
- それ以外の方々には,ご希望に応じて,1冊2000円(送料別)で発表論文集を販売・送付します.詳細につきましては,事務局にお問い合わせください.
社会言語科学会研究大会委員長 串田秀也
- 追記:台風18号による研究大会中止のおしらせ(2017/9/17)
- 追記:第40回研究大会における台風18号への対応について(2017/9/16,その2)
- 追記:第40回研究大会における台風18号への対応について(2017/9/16)
- 第40回研究大会における台風18号への対応について(2017/9/14)
社会言語科学会の第40回大会は,以下の予定で行われます.
日 時 | 2017年9月16日(土)・17日(日) |
場 所 | 関西大学 千里山キャンパス(〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号) |
交 通 | 1. 大阪(梅田)からのアクセス: 阪急電鉄「梅田」駅から,千里線「北千里」行で「関大前」駅下車,徒歩約5分. または京都「河原町」行(通勤特急を除く)で「淡路」駅下車,「北千里」行に乗り換えて「関大前」駅下車. 2. 新幹線「新大阪」駅からのアクセス: JR「新大阪」駅から地下鉄御堂筋線「なかもず」行で「西中島南方」駅下車,阪急電鉄「南方」駅から「関大前」駅下車,徒歩約5分 大阪(伊丹)空港,京都(河原町)からのアクセスについては,ホームページをご参照ください. |
<大会期間中の食堂・売店のご利用について>
夏期休暇期間の土・日のため,9 月16 日・17 日は,大学キャンパス内の飲食店・コンビニは,下記以外,営業しておりません.
〈営業店舗〉スターバックス 8:00~20:00(土・日,イノベーション創生センター1F)
最寄りの飲食店・コンビニは,当日配布の 「関西大学大学前通りランチマップ」 をご参照ください.
研究発表の申し込みについて
発表応募受付期間: 2017年4月11日(火)~2017年5月9日(火)日本時間17時.研究発表の募集要項の詳細についてはこちらをご参照ください.ワークショップの募集要項の詳細についてはこちらをご参照ください.締切日時の延長はありませんのでご注意ください.
大会ポスターについて
出張手続きにご利用の場合は,こちらのポスター(A4・1枚)が便利です.
なお,詳細プログラムは,こちら(リンク).
手話通訳について
講演,研究発表などには,ご希望により手話通訳をおつけいたします.ご希望の方は2017年8月10日(木)までに,大会ヘルプデスクにお申し出ください. 全ての発表に通訳はつきません.どの発表や講演に通訳をつけるか,ご希望を明記してください.
- 問い合わせ先:
- 大会ヘルプデスク jass-desk@bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)
託児補助金支給制度について
大会参加のために託児サービスを利用した会員に対し,学会が費用の一部を補助します(会員本人の子供に限ります).学会による託児補助は,以下のように行われます.
- 補助金額は大会出席1日あたり5,000円(子1人につき)を上限とし,補助日数は会期中の2日間までとする.
- 申請者は受付で「託児補助金申請書」(書類1),「託児施設利用証明書」(書類2)を受け取り(事前に「会員専用ページ」の研究大会参加申込ページからダウンロードも可),書類1,書類2に必要事項を記入して提出する.提出の際には,本人確認書類(運転免許証,職員証,学生証など)を提示し,「託児補助金申請受付書」(書類3)を受け取る.2日間にわたって利用する場合は,2日目も受付で本人確認を行い,2日目の日付の記載された書類3を受け取る.(書類3は利用日ごとに発行します.2日目に本人確認を行わなかった場合は,補助金額は1日目分のみとなるのでご注意ください.)
- 書類2は領収書(利用日,利用料金,利用した子供の人数が明記されているもの)に代えてもよい.書類2もしくは領収書を会期中に提出できない場合は,下記の社会言語科学会大会ヘルプデスク宛に郵送する(「社会言語科学会 託児施設利用証明書在中」と朱書きすること).提出期限は大会後2週間以内とする.
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター 社会言語科学会大会ヘルプデスク
懇親会参加のお誘い
1日目の大会終了後,懇親会を開催します.楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.
事前参加の申込みについて
事前参加申込み受付期間: 2017年6月7日(水)~2017年9月4日(月)24時.当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
事前参加申込み,および,参加費のお支払いを2017年9月4日(月)24時までにお済ませください.お支払い方法は,クレジット決済または郵便振替をお選びいただけます.事前参加申し込みの方法は,以下の通りです.会員の方と,非会員・入会申請中の方とでは,申し込み方法が異なりますので,ご留意ください.
● 会員の場合 (※受付期間以外は利用できません)
- 〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター 社会言語科学会大会ヘルプデスク懇親会参加のお誘い1日目の大会終了後,懇親会を開催します.楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.事前参加の申込みについて事前参加申込み受付期間: 2017年6月7日(水)~2017年9月4日(月)24時.当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
- 事前参加申込み,および,参加費のお支払いを2017年9月4日(月)24時までにお済ませください.お支払い方法は,クレジット決済または郵便振替をお選びいただけます.事前参加申し込みの方法は,以下の通りです.会員の方と,非会員・入会申請中の方とでは,申し込み方法が異なりますので,ご留意ください.
● 会員の場合 (※受付期間以外は利用できません)
- 「会員専用ページ」にログインする
- 「会員専用ページ」にログイン後表示されるメニューから「研究大会各種申込メニュー」の「画面へ」を押す
- ログイン後,表示される画面下部の「参加申込(新規登録)」を押す
- 必要事項を記入したうえで,画面右下の「入力画面」を押す
- 登録情報を確認した上で(さらに参加費等の決済方法を「クレジット決済」で選択した方はクレジットカード情報を入力した上で),画面右下の「参加申込実行」を押す
● 非会員・入会申請中の場合 (※受付期間以外は利用できません)
- 「非会員・入会申請中のログイン番号発行ページ」にアクセスし,ログイン番号とログインパスワードを取得する
- 1で取得したログイン番号とログインパスワードを用いて,「非会員・入会申請中ログインページ」からログインする
- ログイン後,表示される画面下部の「参加申込(新規登録)」を押す
- 必要事項を記入したうえで,画面右下の「入力画面」を押す
- 登録情報を確認した上で(さらに参加費等の決済方法を「クレジット決済」で選択した方はクレジットカード情報を入力した上で),画面右下の「参加申込実行」を押す大会・懇親会参加費(事前参加申込みの場合)参加費に発表論文集1冊が含まれております.
大会・懇親会参加費(事前参加申込みの場合)
参加費に発表論文集1冊が含まれております.
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 5,000円 |
非会員 | 5,000円 | 5,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 2,000円 | 2,000円 |
非会員 | 4,000円 | 2,000円 |
大会・懇親会参加費(当日参加申込みの場合)
参加費に発表論文集1冊が含まれております.
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 6,000円 |
非会員 | 5,000円 | 6,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 3,000円 |
非会員 | 4,000円 | 3,000円 |
郵便振替の送金方法・送金先
一般の郵便振替用紙を利用してお振込みください.
インターネットバンキングによる送金は「他金融機関からの送金方法・送金先」をご参照ください.
(※振込用紙の「通信欄・ご依頼人」欄には,お申込者のご氏名・住所等のほか, 「Web受付番号」と「メールアドレス」を正確にご記入して下さるようお願い致します.)
ゆうちょ銀行 振替口座(旧郵便振替口座)
口座番号 00190-6-613671
口座名義 社会言語科学会研究大会
他金融機関からの送金方法・送金先
他金融機関からの振込用口座番号
〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)
当座 0613671
- 振り込み確認後,事前申し込みが完了となります.
- 大会当日には郵便振替払込金受領証をご持参ください.インターネットバンキングをご利用の方は,送金完了画面を印刷してご持参ください.
- 期日までにお振り込みいただけない場合は,当日参加申込みとなりますのでご了承下さい.参加費および懇親会費の振り込みは,参加者本人の名義でお願いいたします. 懇親会参加の決定,参加費・懇親会費の支払いは当日でも可能ですが,できるだけ事前の申込みをお願いいたします.
- 事前に振り込まれた金額に間違いがあった場合には,大会委員会から個別にお知らせし, 返金または追徴金の手続きを取らせていただきます. 振込手数料は申込者負担となりますので,あらかじめご了承ください.
- 上記の口座は研究大会専用の口座です.誤って学会費を振り込まないように お願い致します. 誤って入金されたものの返金処理は大会終了後となりますので,お気をつけ下さい.
領収証について
- 事前参加申込の場合:参加費お支払いの際の郵便振替振込金受領証,インターネットバンキングの送金完了画面(プリントアウトしたもの),クレジットカードの利用明細書をもって領収証にかえさせて頂きます.社会言語科学会発行の領収証がご入り用の方は大会当日,受付でお知らせください.(発行後,郵便振替払込金受領証等は領収証として使用できなくなりますのでご注意下さい.)
領収証が事前に必要な方は大会ヘルプデスク(jass-desk@bunken.co.jp)までお問い合わせください. - 当日参加申込の場合:参加費お支払いの際に領収証を発行いたしますので,ご入り用の方は受付にてお知らせください.
キャンセルについて
- キャンセルの場合には,メールで大会ヘルプデスク(jass-desk@bunken.co.jp)宛,研究大会前日までにお申込みください.
- 研究大会前日までのキャンセルについては,振込手数料を差し引き,全額返金いたします.研究大会当日以降のキャンセルに対しては返金はいたしません.
2冊以上の発表論文集をご希望の方へ
● 大会に参加される方(事前参加申込み,当日参加申込みの方)
参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます.
- 大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊
● 大会終了後
発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.
- 大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
- 1年後~: 500円/1冊(送料別)
広報委員会による写真撮影について学会活動記録のアーカイブ化を目的に,大会期間中に広報委員が写真撮影を行います.個人が特定できるような撮影は避けますので,ご了承ください.
プログラム
プログラムのタイトル,発表者情報は,発表申込の情報にそっております.
お気づきの点がございましたら至急研究大会ヘルプデスクまでご連絡下さい.
- 大会ポスターはこちら(PDF.出張手続きにご利用の場合は,こちらをA4・1枚に印刷されると便利です)
- 印刷用プログラムはこちら(PDF)
- 発表要旨はこちら 《口頭発表》 《ポスター発表》 《ワークショップ》《招待発表》(PDF)
1日目 2017年9月16日(土)
9:30- | 受付開始〔第一学舎1号館(A棟)2F ホワイエ〕 |
10:00- | 開会 |
10:00-12:15 | 研究発表(口頭発表) セッション1〔第一学舎1号館(A棟)5F A501教室〕 セッション2〔第一学舎1号館(A棟)5F A502教室〕 セッション3〔第一学舎1号館(A棟)5F A503教室〕 セッション4〔第一学舎1号館(A棟)6F A603教室〕 |
12:15-13:10 | JASSカフェ〔第一学舎1号館(A棟)5F 実験実習・語学系教室(4)〕 |
12:15-13:15 | 昼休み(理事会) |
13:15-13:20 | 開催校ご挨拶〔第一学舎1号館(A棟)1・2F 千里ホールA〕 芝井 敬司(関西大学学長) |
13:20-14:50 | 特別講演〔第一学舎1号館(A棟)1・2F 千里ホールA〕 講演題目:ヘイトスピーチの法と言語 講演者:橋内 武(桃山学院大学名誉教授) 司会:串田 秀也(大阪教育大学) |
14:50-14:55 | 休憩 |
14:55-15:40 | 会長挨拶〔第一学舎1号館(A棟)1・2F 千里ホールA〕 総会〔第一学舎1号館(A棟)1・2F 千里ホールA〕 大会発表賞授賞式〔第一学舎1号館(A棟)1・2F 千里ホールA〕 |
15:40-15:55 | 休憩 |
15:55-18:25 | ワークショップ1,2,3〔第一学舎1号館(A棟)6F A601教室,A602教室,A603教室〕 |
18:40- | 懇親会〔以文館・レストラン法文坂〕 |
2日目 2017年9月17日(日)
- 2日目は例年より30分早い9:30開始となっております.
9:00- | 受付開始〔第一学舎1号館(A棟)2F ホワイエ〕 |
9:30-11:45 | 研究発表(口頭発表) セッション5〔第一学舎1号館(A棟)5F A501教室〕 セッション6〔第一学舎1号館(A棟)5F A502教室〕 セッション7〔第一学舎1号館(A棟)5F A503教室〕 セッション8〔第一学舎1号館(A棟)6F A603教室〕 |
11:50-12:20 | 招待発表 招待発表1〔第一学舎1号館(A棟)5F A501教室〕 招待発表2〔第一学舎1号館(A棟)5F A502教室〕 招待発表3〔第一学舎1号館(A棟)6F A603教室〕 |
12:20-13:20 | 昼休み(各委員会) |
13:20-14:35 | 研究発表(ポスター発表)〔第一学舎1号館(A棟)5F A504教室,5F 実験実習・語学系教室(4)〕 |
14:35-14:45 | 休憩 |
14:45-17:15 | ワークシップ4,5〔第一学舎1号館(A棟)6F A601教室,A602教室〕 |
口頭発表 (発表要旨)
1日目 2017年9月16日(土)
セッション1 10:00-12:15 〔第一学舎1号館(A棟)5F A501教室〕
司会:杉浦 秀行(摂南大学)
10:00-10:30 | 「手伝いの依頼に対する断り」表現における日本語・タイ語母語話者の意味公式使用の違い ―目上からの依頼に対する断りを中心に― プーンウォンプラサート タニット(大阪大学) |
10:35-11:05 | なぜ不満を表明しないのか ―日本語とロシア語の不満表明の対照研究― PROKOPEVA MARIIA(大阪大学) |
11:10-11:40 | マレーシア語会話における聞き手行動 ―談話マーカー「ね」「さ」相当語 kan周辺に注目して― 勝田 順子(大阪大学) |
11:45-12:15 | 日本語学習者のスピーチ・レベルポライトネスの発達 ―第二言語環境における英語母語話者の依頼,勧誘,謝罪の発話行為を対象に― ボイクマン 総子(東京大学),森 一将(文教大学) |
セッション2 10:00-12:15 〔第一学舎1号館(A棟)5F A502教室〕
司会:安井 永子(名古屋大学)
10:00-10:30 | 日本語母語話者と非母語話者の初対面雑談会話における国事情談話の相互行為分析 嶋原 耕一(立教大学) |
10:35-11:05 | 日本語の雑談における記憶に関する発話の分析と分類 千々岩 宏晃(大阪大学) |
11:10-11:40 | 会話における「と文末」を用いた理解確認 陳 力(九州大学),横森 大輔(九州大学) |
11:45-12:15 | 直接性と逼迫性の連鎖的再格付け ―米公聴会における応答追求手続きの会話分析― 岡田 悠佑(大阪大学) |
セッション3 10:00-12:15 〔第一学舎1号館(A棟)5F A503教室〕
司会:伊藤 翼斗(京都工芸繊維大学)
10:00-10:30 | 鉄道の案内サインを考える ―北欧4か国の首都駅と東京― 岩田 一成(聖心女子大学) |
10:35-11:05 | 公共サインの客観的評価のための試み ―英訳にあらわれた「ズレ」からそれを探る― 本田 弘之(北陸先端科学技術大学院大学),倉林 秀男(杏林大学) |
11:10-11:40 | 韓国におけるデパート店内の店舗名について ―ファッション系の店舗を中心に― 持田 祐美子(平澤大学) |
11:45-12:15 | 名詞句と名詞句のみの組み合わせの新聞見出し 劉 吉香(関西外国語大学) |
セッション4 10:00-12:15 〔第一学舎1号館(A棟)6F A603教室〕
司会:平田 未季(秋田大学)
10:00-10:30 | 会話にみる“社会知” ―英語の列挙表現とそのプロソディ― 穐元 美咲(慶應義塾大学) |
10:35-11:05 | 認知環境を考慮した臨床での「医療用語の説明」についての一考察 ―関連性理論の観点から― 神田 千春(上武大学/群馬大学) |
11:10-11:40 | インバウンド・コミュニケーションにおけるスタンステーキングの分析 ―バフチンの対話原理の視点から― 高梨 博子(日本女子大学) |
11:45-12:15 | 英語による議論コミュニケーションに見られる主導権獲得や放棄について ―日本語母語話者と非日本語話者との比較― 春木 茂宏(近畿大学) |
2日目 2017年9月17日(日)
セッション5 9:30-12:20 〔第一学舎1号館(A棟)5F A501教室〕
司会:小川 俊輔(県立広島大学)
9:30-10:00 | 介護分野の外国人技能実習生に求められる日本語能力はいかに議論されたか ―厚生労働省有識者検討会を題材に― 布尾 勝一郎(佐賀大学) |
10:05-10:35 | 儀礼のポエティクス ―メラネシア・フィジーにおける儀礼スピーチの言語人類学的考察― 浅井 優一(東京農工大学) |
10:40-11:10 | 関西若年層のカジュアル談話にみる「方言主流社会」的現象 上林 葵(大阪大学) |
11:15-11:45 | 第二言語習得論から見たウチナーヤマトゥグチの分類 ―方言研究者による映像アーカイブ― 新垣 李加子(首都大学東京) |
11:50-12:20 | 【招待発表】鹿児島若年層話者の音調選択の変異とその要因 太田 一郎(鹿児島大学) |
セッション6 9:30-12:20 〔第一学舎1号館(A棟)5F A502教室〕
司会:脇 忠幸(福山大学)
9:30-10:00 | Q.「白い恋人」と「面白い恋人」は似ている?それとも似ていない? ―日米における商標の類否判断基準の一考察― 五所 万実(慶應義塾大学) |
10:05-10:35 | 日本在住英語母語話者の「所有を表わす英語表現」とソーシャルネットワーク 平野 圭子(北九州市立大学) |
10:40-11:10 | 英語非母語話者間の会話にみられる「笑い」の機能 ―連鎖分析の観点から― 花元 宏城(東京電機大学) |
11:15-11:45 | 日本語学習者の「ほめ」談話 ―「ほめ手」の方略に注目して― 古田 朋子(関西大学),早川 杏子(関西学院大学) |
11:50-12:20 | 【招待発表】言語行動の中の補助動詞「V-テクル」 ―日本語教育における文法項目の扱いを考える― 筒井 佐代(大阪大学) |
セッション7 9:30-11:10 〔第一学舎1号館(A棟)5F A503教室〕
司会:舩橋 瑞貴(群馬大学)
9:30-10:00 | リライトによって情報はどのように圧縮されるのか ―NHKニュースからNHK NEWSWEB EASY/ステージへ― 打浪 文子(淑徳大学短期大学部),岩田 一成(聖心女子大学) |
10:05-10:35 | 中世騎士社会に登場した社交のための新時代の「スタイル」 ―中英語頭韻詩に見られる「論争形式の歓談(daliaunce)」と他種の会話様式― 遠山 菊夫(杏林大学) |
10:40-11:10 | 中国朝鮮族言語使用・意識の共通性と多様性 ―延吉市と大連市のアンケート調査結果比較― 新井 保裕(東京大学),生越 直樹(東京大学), 孫 蓮花(大連理工大学),李 東哲(延辺大学) |
セッション8 13:00-15:15〔第一学舎1号館(A棟)6F A603教室〕
司会:嶋 ちはる(国際教養大学)
9:30-10:00 | Japanese attitudes towards Japanese English: Language variety and in-group bias Taro Awano(東北学院大学) |
10:05-10:35 | The use of connectives in Japanese-English bilingual children’s elicited narratives Mishina-Mori Satomi(立教大学),Nagai Yuki(立教大学), Yujobo Yuri Jody(玉川大学) |
10:40-11:10 | 外国につながる生徒の自発的発話に見る教室参加 ―地域日本語教室の場合― 孫 美那(千葉大学) |
11:15-11:45 | 会話における割り込み後の談話展開に関する一考察 ―中国人上級学習者の相手言語接触場面と第三者言語接触場面の比較― 陳 新(文教大学) |
11:50-12:20 | 【招待発表】移動する人々の言語問題の射程 ―言語能力の自己評価の語りに見る歴史性,他者性,社会的位置づけをめぐって― 村岡 英裕(千葉大学) |
ポスター発表 (発表要旨)
2017年9月17日(日) 13:20-14:35
司会:山本 真理(関西学院大学)
〔第一学舎1号館(A棟)5F A504教室〕
P-01 | 日本語とクメール語における勧誘会話の対照研究 ―《勧誘部》に着目して― Kuy Siemkiang(大阪大学) |
P-02 | なぜ「からかい」として理解することが可能なのか ―「じゃ」で始まる確認要求を用いた発話に着目して― 呉 青青(九州大学) |
P-03 | 職場ドラマにおける謝罪行動の中日対照研究 ―「謝罪場面」と「謝罪頻度」を中心に― 李 竺楠(鹿児島大学) |
P-04 | ネットことばを扱った教材の開発と活用について Chamorro Sebastian(京都外国語大学) |
P-05 | 発達障害者の対人コミュニケーションについての言語人類学的一考察 ―会話参与者のスタンステイキングに着目して― 合崎 京子(立教大学) |
P-06 | 複合名詞における動詞型概念の構文的意味拡張 ―名詞型複合名詞における動詞的機能― 小林 邦子(姫路大学) |
P-07 | 会話における引用発話の引用開始標識とその働き 伊藤 翼斗(京都工芸繊維大学) |
P-08 | スポーツ実況におけるオーバーラップの解消 ―発話の中断と再開をめぐる調整― 劉 礫岩(滋賀県立大学) |
P-09 | 日本語の友人間の雑談における価値観に関するやりとりの開始 高井 美穂(大阪大学) |
〔第一学舎1号館(A棟)5F 実験実習・語学系教室(4)〕
P-10 | ブラジル日系二世と日本人が日本語で依頼行動を行う際の対照研究 ―発話機能の分析を中心に― 小野 和信(京都外国語大学) |
P-11 | ピア・レスポンスを取り入れた中国語話者学習者の日本語ライティング学習の効果検証 ―母語話者の評価をめぐって― 余 文龍(京都大学) |
P-12 | 介護現場における外国人介護人材の「自己」の位置づけ ―実践共同体におけるメンバーシップとアイデンティティの獲得― 尹 惠彦(関西大学),嶋津 百代(関西大学) |
P-13 | 会話の組織化に寄与する「話題性」 ―「いかに〈話すこと〉を促すか」という観点からの捉え直し― 名塩 征史(静岡大学) |
P-14 | 多文化共生社会に寄与しうる接触場面研究の可能性 ―「おもてなしの日本語」の概念生成をめざして― 尹 智鉉(早稲田大学),春口 淳一(大阪産業大学) |
P-15 | 上級日本語学習者の自己評価から見る動機づけ ―ポートフォリオを用いて― 山本 晃彦(関西大学),末吉 朋美(関西大学),竹口 智之(関西大学) |
P-16 | 合意形成型対話における相手行為の繰り返し 居關 友里子(国立国語研究所) |
P-17 | 異文化間コミュニケーションにおいて「共に笑う」相互行為が示唆するものに関する一考察 ―会話分析の手法を用いて― 大野 百合香(関西学院大学) |
ワークショップ (発表要旨)
第1日目 2017年9月16日(土) 15:55-18:25
〔第一学舎1号館(A棟)6F A601教室,A602教室,A603教室〕
ワークショップ1 〔第一学舎1号館(A棟)6F A601教室〕 | Beyond tde Gap ―コミュニケーションにおける「異なり」はどう処理されるのか― 企画責任者:砂川 千穂(日本学術振興会/国立情報学研究所) 参加者:秦 かおり(大阪大学) 菊地 浩平(総合研究大学院大学) 片岡 邦好(愛知大学) |
ワークショップ2 〔第一学舎1号館(A棟)6F A602教室〕 | 役割語・キャラクター言語から見た翻訳研究 ―村上春樹作品を中心に― 企画責任者:金水 敏(大阪大学) 参加者:文 雪(大阪大学) 劉 翔(大阪大学) Chaiwiroj Chutipuk(大阪大学) Lindskog Sebastian(大阪大学) Wojciechowicz Tomasz(大阪大学) 依田 恵美(神戸学院大学) |
ワークショップ3 〔第一学舎1号館(A棟)6F A603教室〕 | メディア・コミュニケーションとしてのゲーム・コミュニケーション ―ナラティブ,実践,アイデンティティ― 企画責任者:石田 喜美(横浜国立大学) 参加者:田島 知之(関西大学) 李 旉昕(京都大学) Andrew Burn(University College London) 水澤 祐美子(成城大学) |
第2日目 2017年9月17日(日) 14:45-17:15
〔第一学舎1号館(A棟)6F A601教室,A602教室〕
ワークショップ4 〔第一学舎1号館(A棟)6F A601教室〕 | 会話データ分析の「研究と実践の連携」の可能性を探る ―その変遷と教育者・研究者による具体的試みを基に― 企画責任者:中井 陽子(東京外国語大学) 参加者:寅丸 真澄(早稲田大学) 大場 美和子(昭和女子大学) 増田 将伸(京都産業大学) |
ワークショップ5 〔第一学舎1号館(A棟)6F A602教室〕 | 祭りの伝承にみられる共同体〈心体知〉 企画責任者:榎本 美香(東京工科大学) 参加者:伝 康晴(千葉大学) 細馬 宏通(滋賀県立大学) 坊農 真弓(国立情報学研究所) 高梨 克也(京都大学) 寺岡 丈博(東京工科大学) 坂井田 瑠衣(日本学術振興会/慶應義塾大学) 阿部 廣二(早稲田大学) |