第29回大会 (桜美林大学 2012年3月)

社会言語科学会の第29回大会は,以下の予定で行われます.

日時 :2012年3月10日(土)・11日(日)
場所 :桜美林大学(町田キャンパス)
〒194-0294 東京都町田市常磐町3758
TEL: 042-797-2661(代表)
交通 :○JR 横浜線淵野辺駅北口よりスクールバス,路線バス(約8分)
○JR 横浜線,小田急線町田駅より路線バス(約25~30分)
○京王線,小田急線,多摩モノレール多摩センター駅よりスクールバス(約20分)
※日曜日にスクールバスの運行はありませんので,ご注意ください.

大会ポスターについて

手話通訳について

  • 以下の招待講演,ワークショップ,研究発表には,手話通訳をおつけいたします.

第1日目 3月10日(土)
10:00-12:15
研究発表(口頭発表)〔明々館〕
セッション3〔明々館3階A309〕
13:20-14:50
招待講演〔太平館2階A200レクチャーホール〕
14:50-15:05
大会発表賞受賞式〔太平館2階A200レクチャーホール〕
15:15-17:45
ワークショップ1〔太平館2階A201〕

第2日目 3月11日(日)
10:00-11:15
研究発表(ポスター発表セッション1)〔太平館1階A100学生ラウンジ〕
11:15-12:30
研究発表(ポスター発表セッション2)〔太平館1階A100学生ラウンジ〕
13:30-14:45
徳川賞授与式及び記念講演〔太平館2階A200レクチャーホール〕
15:00-16:40
研究発表(口頭発表)〔明々館〕
セッション6〔明々館3階A308〕

お問い合わせ先:
大会ヘルプデスクjass-desk[at]bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)

宿泊の手配

  • 京王観光株式会社 神奈川北支店
    町田営業所
    〒194-0294
    東京都町田市常盤町3758
    桜美林大学 清友会館1F ファミリーマート内
    TEL:042-798-5030
    FAX:042-798-5031
    内線:4147
    e-mail: tabikeio[at]obirin.ac.jp([at]を @ に変えて下さい)

事前参加申込み

  • 事前参加申込受付は終了しました.
  • 当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
  • 事前参加申込み,事前振込共に2012年2月27日(月)24時が締切となっております.
  • お支払い方法は,クレジット決済または郵便振替をお選びいただけます.

懇親会参加のお誘い

  • 楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.

2冊以上の発表論文集をご注文の方へ

  • 大会に参加される方(事前参加申込み,当日参加申込みの方)
    参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます.
  • 大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊
  • 大会終了後
    発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
    1年後~: 500円/1冊(送料別)

事前参加申込み参加費に発表論文集1冊が含まれております.

一般参加者

 大会参加費懇親会
会員3,000円5,000円
非会員5,000円5,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会
会員3,000円2,000円
非会員4,000円2,000円

当日参加申込み参加費に発表論文集1冊が含まれております.

一般参加者

 大会参加費懇親会
会員4,000円6,000円
非会員5,000円6,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会
会員4,000円3,000円
非会員4,000円3,000円

郵便振替の送金方法・送金先:一般の郵便振替用紙を利用してお振込みください.
インターネットバンキングによる送金は「他金融機関からの送金方法・送金先」をご参照ください.
(※ 通信欄に受付番号とお申込み者の氏名を正確にご記入して下さるようお願い致します.)

ゆうちょ銀行 振替口座(旧郵便振替口座)
口座番号 00190-6-613671
口座名義 社会言語科学会研究大会

他金融機関からの送金方法・送金先

他金融機関からの振込用口座番号
〇一九(ゼロイチキュウ)店(019)  当座 0613671

振り込み確認後,事前申し込みが完了となります.また,郵便振替払込金受領証をもって,領収証に代えさせていただきます.

大会当日には郵便振替払込金受領証をご持参ください.インターネットバンキングをご利用の方は,送金完了画面を印刷してご持参ください.
また,学会発行の領収証が必要な方は,大会受付にお申し付けください.

お振り込みいただけない場合は,当日参加申込みとなりますのでご了承下さい.

参加費および懇親会費の振り込みは,参加者本人の名義でお願いいたします. 懇親会参加の決定,参加費・懇親会費の支払いは当日でも可能ですが,できるだけ事前の申込みをお願いいたします.

事前に振り込まれた金額に間違いがあった場合には,大会委員会から個別にお知らせし, 返金または追徴金の手続きを取らせていただきます. 振込手数料は申込者負担となりますので,あらかじめご了承ください.

上記の口座は研究大会専用の口座です.誤って学会費を振り込まないように お願い致します.誤って入金されたものの返金処理は大会終了後となりますので,お気をつけ下さい.

キャンセルについて

  • キャンセルの場合には,メールで大会ヘルプデスク(jass-desk[at]bunken.co.jp [at]を @ に変えて下さい)宛,締切期日までにお申込みください.
  • 参加費および懇親会費のキャンセル申込締切は2012年2月27日(月)24時(日本時間)です.振込手数料を差し引き,全額返金いたします.締切期日以降のキャンセルに対しては返金はいたしません.

プログラム

第1日目 3月10日(土)

9:30-受付開始〔明々館エントランスロビー〕
10:00-開会
10:00-12:15研究発表(口頭発表)〔明々館〕
セッション1〔明々館3階A307〕
セッション2〔明々館3階A308〕
セッション3〔明々館3階A309〕 ※手話通訳がつきます.
セッション4〔明々館4階A407〕
12:15-13:15昼休み(理事会)
13:15-13:20開催校ご挨拶〔太平館2階A200レクチャーホール〕
13:20-14:50招待講演〔太平館2階A200レクチャーホール〕 ※手話通訳がつきます.
感性言語としての日本語の特質とその世界に対する貢献の可能性について
講演者:鈴木 孝夫(慶應義塾大学名誉教授)
司 会:井上 逸兵(慶應義塾大学)
14:50-15:05大会発表賞受賞式〔太平館2階A200レクチャーホール〕 ※手話通訳がつきます.
否定疑問文を使用した評価への抵抗:文法と連鎖位置の接点
杉浦 秀行(茨城大学/オークランド大学)
授業後の会話における学生同士の情報共有 ―情報提供と「伝聞」の関わり― 
田中 真衣(大阪大学)
15:05-15:15休憩
15:15-17:45ワークショップ1〔太平館2階A201〕 ※手話通訳がつきます.
ワークショップ2〔太平館2階A202〕
18:10-懇親会〔崇貞館1階桜カフェ(大学食堂)〕

第2日目 3月11日(日)

9:30-受付開始〔明々館エントランスロビー〕
10:00-11:15研究発表ポスター発表セッション1)〔太平館1階A100学生ラウンジ〕 ※手話通訳がつきます.
11:15-12:30研究発表ポスター発表セッション2)〔太平館1階A100学生ラウンジ〕 ※手話通訳がつきます.
12:30-13:30昼休み(各委員会)
13:30-14:45徳川賞授与式及び記念講演〔太平館2階A200レクチャーホール〕※手話通訳がつきます.
<優秀賞>
法廷談話実践と法廷通訳―語用とメタ語用の織り成すテクスト― 
吉田 理加(立教大学)
パラグアイ日系社会におけるアクセントの継承と変容―パラグアイの広島県人家族を対象に― 
中東 靖恵(岡山大学)
<萌芽賞>
手話会話に対するマルチモーダル分析―手話三人会話の二つの事例分析から―
坊農 真弓(国立情報学研究所)
14:45-15:00講演終了後に,東日本大震災で尊い命を失われた方々のために黙祷を行います (それ以降15:00まで休憩)
15:00-16:40研究発表(口頭発表)〔明々館〕
セッション5〔明々館3階A307〕
セッション6〔明々館3階A308〕 ※手話通訳がつきます.
セッション7〔明々館3階A309〕
セッション8〔明々館4階A407〕

口頭発表

第1日目 3月10日(土)

セッション1 10:00-12:15〔明々館3階A307〕
司会:森 篤嗣(帝塚山大学)

10:00-10:30連辞・範列関係からみた連体修飾構文のネットワーク ―転移修飾と縮約節を中心に―
神澤 克徳,木本 幸憲(以上,京都大学)
10:35-11:05社説におけるワケワナイ文とワケガナイ文の研究 ―モデル化による文脈上の意味機能と効果に関する異同例証の試み―
大水 利之(メロス学園),席 云子(恵泉女学園大学)
11:10-11:40「お客様の声」の文体・語句と内容との関連性
大谷 鉄平(全州大学)
11:45-12:15発表中止(発表者の都合による辞退)

セッション2 10:00-12:15〔明々館3階A308〕
司会:岩田 一成(広島市立大学)

10:00-10:30日本語学習者の終助詞「ね/よ/よね」の習得について ─談話と個別性要因からみるタイ語母語話者の特徴─吉田 暢子(東京外国語大学)
10:35-11:05明示的指導による日本語学習者の依頼発話における連鎖の変化
並木 一美(メルボルン大学)
11:10-11:40留学生に対する日本人の評価 ─共分散構造分析に基づいた因果関係モデル─
崔 文姫(首都大学東京)
11:45-12:15非被災地域に住む外国人の行動と情報支援の問題 ─千葉市の事例から
高 民定,村岡 英裕,今 千春,楊 昉,袁 師,ミラー 成三(以上,千葉大学)

セッション3 10:00-11:40〔明々館3階A309〕 ※手話通訳がつきます.
司会:竹口 智之(関西学院大学)

0:00-10:30制度的会話における会話終結の予測可能性 ―実習反省会の分析から―
居關 友里子(筑波大学)
10:35-11:05会話の修復はどのように行われたか ―ビジネス接触場面における協同的コミュニケーションの構築にむけて―
梅村 弥生(東京大学)
11:10-11:40擬音語・擬態語と共起するジェスチャーの同期 ―産出者の関係性とユニゾンの有無からジェスチャーの同期のはたらき―
城 綾実,細馬 宏通(以上,滋賀県立大学)

セッション4 10:00-12:15〔明々館4階A407〕
司会:阿部 新(名古屋外国語大学)

10:00-10:30歌掛けにみる中国少数民族のバイリンガリズム ─中国貴州省の歌掛け「山歌」を事例に─
梶丸 岳(日本学術振興会/国立民族学博物館)
10:35-11:05発表中止(発表者の都合による辞退)
11:10-11:40Crossing in teacher-pupil interaction:  use of stylised South Asian Japanese by bilingual children
山下 里香(東京大学)
11:45-12:15接触場面における「共話」の成立に及ぼす性差の影響
本田 明子(立命館アジア太平洋大学)

第2日目 3月11日(日)

セッション5 15:00-16:40〔明々館3階A307〕
司会:西尾 純二(大阪府立大学)

15:00-15:30日本語とシンハラ語における「ほめに対する応答」の言語行動の対照研究
ウィラシンハ,ディリニ・ハサンティカ(首都大学東京)
15:35-16:05日中韓の友人会話における依頼の談話ストラテジー 
生天目 知美(四国学院大学),劉 雅静,大和 啓子(以上,筑波大学)
16:10-16:40クレーム交渉場面における客側の説得方略についての日中対照研究
胡 敏男(九州大学)

セッション6 15:00-16:40〔明々館3階A308〕 ※手話通訳がつきます.
司会:松尾 慎(東京女子大学)

15:00-15:30ケータイメール世代のあいづち使用 ─女子高校生の自由会話から─
高岸 美代子(お茶ノ水女子大学)
15:35-16:05民族的有標性と自民族中心主義 ―オンライン上に見る,日本人のエスニシティ観―
新里 卓(武蔵越生高等学校)
16:10-16:40シフトするジェンダー言語イデオロギー: 中学生の非伝統的ジェンダー一人称のメタ語用的解釈の分析を通じて
宮崎 あゆみ(国際基督教大学)

セッション7 15:00-16:40〔明々館3階A309〕
司会:本田 明子(立命館アジア太平洋大学)

15:00-15:30話し合い後の振り返り場面における話題共有と評価の方略
星野 祐子(十文字学園女子大学短期大学部)
15:35-16:05介護の自然記述と介護空間
細馬 宏通(滋賀県立大学)
16:10-16:40医療面接場面の謝罪表現に対する医師と患者による評価の比較
辛 昭静,石崎 雅人(以上,東京大学),三浦 純一(福島県須賀川市公立岩瀬病院),吉岡泰夫(別府大学)

セッション8 15:00-16:05〔明々館4階A407〕
司会:中野 敦(国際文化フォーラム)

15:00-15:30外国語教育における会話活動を通じた,中学生のコミュニケーション意識の変容 ~英会話コンテスト出場者へのアンケート分析を通じて~
遠藤 忍(慶應義塾大学)
15:35-16:05自己開示が織りなすstorytelling―英語と日本語の初対面会話の分析
岩田 祐子(東海大学)

ワークショップ

3月10日(土)

15:15-17:45

ワークショップ1〔太平館2階A201〕 ※手話通訳がつきます.
会話データ分析のむこう─社会的貢献の可能性を考える─
企画責任者:中井 陽子(東京外国語大学) 話題提供者:大場 美和子(広島女学院大学),寅丸 真澄(早稲田大学),加藤 好崇(東海大学)
指定討論者:三牧 陽子(大阪大学)
ワークショップ2〔太平館2階A202〕 視点研究の深化を目指して:日英対照研究を再考する
企画責任者:多々良 直弘(桜美林大学) 司会:井上 逸兵(慶應義塾大学)
話題提供者:出原 健一(滋賀大学),野村 佑子(立教大学),八木橋 宏勇(杏林大学)

ポスター発表

3月11日(日)

〔太平館1階A100学生ラウンジ〕 ※手話通訳がつきます.

セッション1 10:00-11:15
司会:小西 いずみ(広島大学)

P-01「視覚障害者」の自己呈示とフッティング ―2つの初対面会話の相互行為上のトークのケース・スタディ―
中原 京子(大阪大学)
P-02模擬評議場面における弁論の影響
荒川 歩(武蔵野美術大学)
P-03「他者」からの学びによる日本語教師の成長 -働く環境に着目して-
手島 利恵(東京女子大学)
P-04日本語学習者のグループディスカッションに対する評価とその評価に影響を及ぼす会話行動: 日本人大学生と留学生の印象評定の比較から
森本 郁代(関西学院大学),水上 悦雄(情報通信研究機構),柳田 直美(早稲田大学)
P-05首都圏における在来方言の地域資源としての再生の一事例
三井 はるみ(国立国語研究所)
P-06ジェスチャーのホームポジションの種類と会話役割の関係
牧野 遼作(総合研究大学院大学),伝 康晴(千葉大学),古山 宣洋(国立情報学研究所/総合研究大学院大学/東京工業大学)
P-07会話参加者によるFTA軽減ストラテジーの使用実態 ―日本語母語話者と中国語母語話者の場合―
許 夏玲(東京学芸大学)
P-08韓・日バイリンガル児童の言語使用調査 ―言語選択を中心に―
金 惠敏(東京大学)
P-09<新しさ>のために循環する表現 ―女性向けファッション雑誌『InRed』を材料に―
保田 祥(東京大学),岡本 雅史(清泉女子大学),荒牧 英治(東京大学)
P-10「教室談話」という抽象物: 教室を取り巻くメタ・コミュニケーションの連鎖とアイデンティティの諸相
榎本 剛士(金沢大学)
P-11日英語の方位性に関わる対比表現と価値判断について
久保 圭(京都大学)
P-12Temporal Markers in Crime Reports 
生田 玲(慶應義塾大学)
P-13カラ節単独発話の相互行為上の働き
横森 大輔(京都大学)

セッション2 11:15-12:30
司会:松丸 真大(滋賀大学)

P-14知的障害者の時事情報への関心及び理解に関する考察 ─知的障害者へ向けた情報提供「ステージ」に関する調査から─
打浪(古賀) 文子(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
P-15医療分野で使われる複合語の語種構成
小木曽 智信(国立国語研究所),相良 かおる(西南女学院大学)
P-16来談・相談意思のないクライアントとのカウンセリングにおける会話の分析 ~解決志向ブリーフセラピーの主導性・応答性分析
椿田 貴史(名古屋商科大学)
P-17配慮表現としてのテモラウ文 ─ショップチャンネルにおけるテモラウ文の分析を通して─
林 世涓(筑波大学)
P-18日本語と中国語の親しい間柄における謝罪行動 ―家族と親友への謝罪表現を比較して―
趙 翻(東洋大学)
P-19終助詞「の」の意味素性と心理学的影響との差: メッセージ文の受け手におけるモダリティ反応
伊東 昌子(常磐大学)
P-20韓国人夫婦の会話における敬語運用の変化 ―時代背景の異なるホームドラマを資料として―
朴 志淑(関西学院大学)
P-21発語内効力を持つ沈黙の機能:日本人の自然発話を中心に
種市 瑛(立教大学)
P-22<何か質問はありますか>という問いかけを通じたミーティングの説明場面の構造化
平本 毅(京都大学),高梨 克也(科学技術振興機構/京都大学)
P-23相互行為におけるメタファーのメタ語用的多機能性
永井 那和(立教大学)
P-24母語話者の情報とり方略に非母語話者との接触経験が与える影響 ─非母語話者からの「発話遂行困難表明」に対する反応を中心に─
栁田 直美(早稲田大学)
P-25日本語の友人同士の雑談における「好み」の評価の相違
高井 美穂(大阪大学)
P-26京ことばの依頼表現の多様性に関する一考察
国 泉(徳島大学)