今大会のシンポジウムには手話通訳(日本手話)がつきます。より早く対応できればよかったのですが、決定が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。参加希望のろう者の方につきましては、直接研究大会ヘルプデスクにお申し出ください。これからでも事前申込扱いにさせていただきます。また、手話通訳についての情報が現行のサイト上で十分になされていなかったことにつきましても、お詫び申し上げます。次回大会以降に向けて、情報を明示、 整備し、適切に会員の皆様にお知らせするようにいたしますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
研究大会委員会委員長 井上逸兵
ワークショップ延期のお知らせ
研究大会委員会委員長 井上逸兵
社会言語科学会会員各位
この度の第27回大会中止により第27回大会にて開催が予定されていたシンポジウムを第28回大会で開催することとなりました.
第27回大会論文集で第28回研究大会ワークショップ企画募集をご案内しておりますが,第28回大会ではワークショップの開催を延期といたします.
次回募集に関しましては大会ホームページ等で告知いたします.ご不明点等ございましたら大会ヘルプデスク(jass-desk[at]bunken.co.jp [at]を @ に変えて下さい)までお問い合わせください.
よろしくお願い申し上げます.
社会言語科学会の第28回大会は,以下の予定で行われます.
日時 : | 2011年9月17日(土)・18日(日) |
場所 : | 龍谷大学(深草キャンパス) 〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67 TEL: 075-642-1111(代表) |
交通 : | ○地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車,東へ徒歩約7分 ○JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車,南西へ徒歩約8分 ○京阪「祇園四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車,西へ徒歩約3分 |
宿泊の手配
- 交通手段の手配,会場付近の便利な宿泊施設を紹介しておりますので,ご希望の場合には,直接お問い合わせください.なお,公費での取り扱いも可能です.京王観光株式会社 立川支店
〒190-0022 東京都立川市錦町2-4-2 CB立川ビル5階
担当:藤岡勇介
TEL:042-525-3991/FAX:042-526-2892
e-mail:y.fujioka[at]keio-kanko.co.jp([at]を @ に変えて下さい)
事前参加申込み
- 事前参加申込みは終了しました.
- 当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
- 事前参加申込み,事前振込共に2011年9月5日(月)24時が締切となっております.
懇親会参加のお誘い
- 楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.
2冊以上の発表論文集をご注文の方へ
- 大会に参加される方(事前参加申込み,当日参加申込みの方)
参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます. - 大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊
- 大会終了後
発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
1年後~: 500円/1冊(送料別)
事前参加申込み
(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 5,000円 |
非会員 | 5,000円 | 5,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 2,000円 |
非会員 | 4,000円 | 2,000円 |
当日参加申込み
(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 6,000円 |
非会員 | 5,000円 | 6,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 3,000円 |
非会員 | 4,000円 | 3,000円 |
送金方法・送金先:下記まで郵便振替でお願いいたします.
ゆうちょ銀行 振替口座(旧郵便振替口座)
口座番号 00190-6-613671
口座名義 社会言語科学会研究大会
振り込み確認後,事前申し込みが完了となります.また,郵便振替払込金受領証をもって,領収証に代えさせていただきます.
大会当日には郵便振替払込金受領証をご持参ください.また,学会発行の領収証が必要な方は,大会受付にお申し付けください.
お振り込みいただけない場合は,当日参加申込みとなりますのでご了承下さい.
参加費および懇親会費の振り込みは,参加者本人の名義でお願いいたします. 懇親会参加の決定,参加費・懇親会費の支払いは当日でも可能ですが,できるだけ事前の申込みをお願いいたします.
事前に振り込まれた金額に間違いがあった場合には,大会委員会から個別にお知らせし, 返金または追徴金の手続きを取らせていただきます. 振込手数料は申込者負担となりますので,あらかじめご了承ください.
上記の口座は研究大会専用の口座です.誤って学会費を振り込まないように お願い致します.誤って入金されたものの返金処理は大会終了後となりますので,お気をつけ下さい.
キャンセルについて
- キャンセルの場合には,メールで大会ヘルプデスク(jass-desk@bunken.co.jp [at]を @ に変えて下さい)宛,締切期日までにお申込みください.
- 参加費および懇親会費のキャンセル申込締切は2011年9月5日(月)24時(日本時間)です.振込手数料を差し引き,全額返金いたします.締切期日以降のキャンセルに対しては返金はいたしません.
プログラム
第1日目 9月17日(土)
9:30- | 受付開始〔21号館1階〕 |
10:00- | 開会 |
10:00-12:15 | 研究発表(口頭発表)〔21号館〕 セッション1〔21号館202〕 セッション2〔21号館301〕 セッション3〔21号館302〕 |
12:15-13:15 | 昼休み(理事会) |
13:30-14:45 | 研究発表(ポスター発表1)〔21号館4階談話ロビー・廊下〕 |
14:45-16:00 | 研究発表(ポスター発表2)〔21号館4階談話ロビー・廊下〕 |
16:15-16:30 | 開催校ご挨拶〔顕真館講堂〕 |
16:30-17:50 | 招待講演〔顕真館講堂〕 話者の絶えた樺太アイヌ語 -その終焉と再生の可能性 講演者:村崎 恭子(元横浜国立大学教授) 司 会:野山 広(国立国語研究所) |
17:50-18:10 | 名誉会員推戴式〔顕真館講堂〕 名誉会員:Neustupny J.V.(豪州・モナシュ大学名誉教授) 司 会:野山 広(国立国語研究所) |
18:10-18:25 | 大会発表賞受賞者発表〔顕真館講堂〕 |
18:45- | 懇親会〔3号館地下食堂〕 |
第2日目 9月18日(日)
9:30- | 受付開始〔21号館1階〕 |
10:00-12:15 | 研究発表(口頭発表)〔21号館〕 セッション4〔21号館202〕 セッション5〔21号館301〕 セッション6〔21号館302〕 |
12:15-13:15 | 昼休み(各委員会) |
13:20-13:50 | 総会〔顕真館講堂〕 |
14:00-17:00 | シンポジウム〔顕真館講堂〕 ウェルフェア・リングイスティクスの可能性について考える -調査における研究者と当該コミュニティとの関係性という観点から- 発表者(パネリスト) 社会調査型の言語生活研究を支えるもの 朝日 祥之(国立国語研究所) 言語的少数者としての「ろう」から学ぶ 阿部 敬信(別府大学短期大学部) 施設介護とコミュニケーション:現場の声に耳を傾ける バックハウス, P(早稲田大学) 指定討論者(ディスカッサント) 指定討論者の観点:「少数言語調査の経験から」 木村 護郎クリストフ(上智大学) コメンテータ ー 森本 豊富(早稲田大学) 佐々木 倫子(桜美林大学) 司会・コーディネーター 平高 史也(慶応義塾大学) 企画:研究大会委員会 企画責任者:野山 広 |
研究発表(口頭発表)
第1日目 9月17日(土)
セッション1 10:00-12:15 〔21号館202教室〕
司会:竹口 智之(関西学院大学)
10:00-10:30 | 「誘い」談話における構造分析 ―中日の言語行動の比較を中心に― 黄 明淑(お茶の水女子大学) |
10:35-11:05 | 中日接触場面の討論における意見表明の仕方 ―学習者と日本語母語話者のモダリティ使用の観点から― 楊 虹(鹿児島県立短期大学),倉田 芳弥 (国際交流基金) |
11:10-11:40 | パーソナル・テリトリーに関わる発話に関する日韓対照研究 ―表現方法の分析を通して― 許 明子,関崎 博紀(以上,筑波大学) |
11:45-12:15 | 接触場面での日本語非母語話者の話しぶりに対する母語話者の評価 ―印象形成の要因を探る量的調査― 野原 ゆかり(国立国語研究所) |
セッション2 10:00-12:15 〔21号館301教室〕
司会:多々良 直弘(桜美林大学)
10:00-10:30 | 日本人英語学習者が用いるコロケーション容認度と発話理解 ―国際英語の観点から― 花元 宏城(関西大学/東京電機大学) |
10:35-11:05 | 日本語母語話者の英語会話における不同意 ―発話の構成要素と談話構造に焦点をあてて― 山本 綾(豊橋技術科学大学) |
11:10-11:40 | 「雑談」における「不同意コミュニケーション」 ―日本語母語話者同士による談話資料の分析から― 金 桂英(早稲田大学) |
11:45-12:15 | From “Exotic Extra-European Other” to a “Global Concept for Languages”? Examining East Asian languages in European language policies LÄNSISALMI, Riikka(Leiden University) |
セッション3 10:00-12:15 〔21号館302教室〕
司会:岩田 一成(広島市立大学)
10:00-10:30 | 発話理解における責任主体の日韓比較 ―職場での依頼の場面から― 尹 秀美(金沢大学) |
10:35-11:05 | 質問-応答連鎖とジェスチャーの同期 城 綾実(日本学術振興会/滋賀県立大学),細馬 宏通(滋賀県立大学) |
11:10-11:40 | 否定疑問文を使用した評価への抵抗:文法と連鎖位置の接点 杉浦 秀行(茨城大学/オークランド大学) |
11:45-12:15 | 日韓両言語における「あいづち」と「フィラー」の機能分析 -「はい」と「네(Ne)」をめぐって- 崔 維卿(九州大学) |
第2日目 9月18日(日)
セッション4 10:00-12:15 〔21号館202教室〕
司会:小西 いずみ(広島大学)
10:00-10:30 | 多国籍企業CEO の語りにみられる概念メタファーの特性について 濱崎 佳子(同志社大学) |
10:35-11:05 | 日本人女性の出産体験談vs.育児体験談: ナラティブの性質による意味構築プロセスの違いについて 秦 かおり(立教大学),岡本 多香子(日本女子大学) |
11:10-11:40 | 日本語会話における聞き手行動 ―対話相手に応じた使い分け― 植野 貴志子(日本女子大学) |
11:45-12:15 | 新村出自筆「東西語法境界線概略」の成立再考 ―新村出と大槻文彦による3枚の図をもとに― 竹田 晃子(国立国語研究所) |
セッション5 10:00-12:15 〔21号館301教室〕
司会:森 篤嗣(帝塚山大学)
10:00-10:30 | 中国・中学校国語科における記叙文の概念と特徴 前川 孝子(早稲田大学) |
10:35-11:05 | 名詞の反復的使用と文章の性質の違いとの関係性について ―Type/Token Ratioを通した分析― 鯨井 綾希(東北大学) |
11:10-11:40 | 公的文書の「やさしい日本語」への書き換え時における明示的意識 ―大学生と日本語教師へのアンケートをもとに― 増田 麻美子(一橋大学) |
11:45-12:15 | 類義語としてカタカナ語、和語、漢語の意味相違の考察 ―中・上級レベルの学習者向け― 陳 暁静(立命館大学) |
セッション6 10:00-12:15 〔21号館302教室〕
司会:松尾 慎(東京女子大学)
10:00-10:30 | 「助言」の談話構造に関する日中対照研究 ―文化的要因と人間関係の認知という観点から― 元 春英(名古屋大学) |
10:35-11:05 | 初対面接触場面会話のダウンシフトによるスピーチレベルの調整について ―ポライトネス理論の観点から― 嶋原 耕一(無所属) |
11:10-11:40 | ハワイ語学習者のアイデンティティ:インタビューでの語りを通じて 吉田 裕美(早稲田大学) |
11:45-12:15 | 第二言語学習教室における「教育」のためのアイデンティティー使用: 「先生」,「学生」,「老人」,「若者」の一般化と尺度化 岡田 悠佑(立命館大学) |
ポスター発表
9月17日(土)
〔21号館4階談話ロビー・廊下〕
セッション1 13:30-14:45
司会:阿部 新(名古屋外国語大学)
P-01 | 外国につながる子どものための,バイリンガンル指導者養成プログラムの開発 ―そのシステム化に向けて― 崔 英善(慶應義塾大学) |
P-02 | 「持続可能な日本語教師」とはどのような教師かを考える教室の試み ―言語生態学に基づく教師養成の展開― 鈴木 寿子(お茶の水女子大学),平野 美恵子(淑徳大学),張 瑜珊, 劉 娜(以上,お茶の水女子大学),房 賢嬉(山村学園短期大学) |
P-03 | 結婚移住女性の言語的特徴と日本語教育支援の在り方に関する一考察 -散在地域における4年間の縦断調査結果を事例として- 野山 広(国立国語研究所),嶋田 和子(イーストウエスト日本語学校), 山辺 真理子(立教大学),今村 圭介(首都大学東京) |
P-04 | 特別支援学校の重複障害学級における複数教師と児童のインタラクション ―教師達の支援方略の概念化をめざしたマルティモーダルな記述・分析― 高野 美由紀,有働 眞理子(以上,兵庫教育大学) |
P-05 | 科学的なテクストの文末テンス・アスペクトについて ―事実・分析を示す「る」と現在に関係する「ている」― 江田 すみれ(日本女子大学) |
P-06 | 会話における停滞にみられる独り言発話 柿内 良太(大阪大学) |
P-07 | 接触場面における日本語学習者によるコミュニケーション・ストラテジーの使用効果について ―ストラテジーの連続使用のパターンからの一考察― 方 穎琳(お茶の水女子大学) |
P-08 | 非日本語母語話者のポライトネス・ストラテジーの変化 ―談話完成テストから― 古田 朋子,堀江 薫(以上,名古屋大学) |
P-09 | 日本と中国のコミュニケーションスタイルの相違について ―社会的・文化的背景を反映するものとして 橋本 永貢子,三井 栄,魯 貝(以上,岐阜大学) |
P-10 | 中国人の日本語学習者に見られる日中同形語の誤用について ―品詞の誤用を中心に― 王 燦娟(九州大学) |
P-11 | 韓国人観光ガイドの日本語案内の分析 ―スピーチレベルを中心に― 李 奎台(無所属) |
P-12 | 断りにおける代案と条件提示について ―日本人女子学生とインドネシア人女子学生の比較― 吉田 好美(お茶の水女子大学) |
P-13 | 「褒め」とその返答の連鎖に見る「共-成員性」の可視化 ―出会いの初期における留学生と日本人学生の会話データをもとに― 今田 恵美(大阪大学) |
P-14 | Synonymy Blockingはいつどのようにして起きるのか: –er名詞とその類義語の競合について 浜田 啓志(慶應義塾大学) |
P-15 | 労い言葉に見る変化の要因 ―敬意逓減の法則と時代性― 倉持 益子(中央学院大学) |
P-16 | 日韓大学生の対人意識 ―友人関係において言語行動を決定する要因は何か― 横山 由香(東北大学) |
P-17 | 外来語の与えるイメージに基づく分類 ―日本人・トルコ人大学生を対象に― TOKSOZ, Levent(広島大学) |
P-18 | 授業後の会話における学生同士の情報共有 ―情報提供と「伝聞」の関わり― 田中 真衣(大阪大学) |
セッション2 14:45-16:00
司会:中野 敦(国際文化フォーラム)
P-19 | 話し言葉コーパスにおける倒置表現について: 形態論的特徴と社会言語学的属性の影響 郭 潔,伝 康晴(以上,千葉大学) |
P-20 | 独話における共有基盤の構築方略としての語尾上げ音調 久保田 ひろい(千葉大学/日本学術振興会) |
P-21 | 頭子音に[h][p][b]を持つ日本語のオノマトペの特徴 伊東 真美(新潟産業大学) |
P-22 | 言語的手段による新しいアドレス手段の記述 中島 研,榎本 美香,飯田 仁(以上,東京工科大学) |
P-23 | 自己の語りの再帰性と遂行性:インタビュー事例のメタ語用論的分析 瀬端 睦(立教大学) |
P-24 | 中断された語りはどのように再開されるか ―会話における語りの「継続」と「回帰」― 安井 永子(名古屋大学) |
P-25 | 行為連鎖の進行性を促進する体言止め ―共有知識を利用し行為連鎖が向かっている地点へ進行することを提案する手続き― 杜 長俊(筑波大学) |
P-26 | 日本語のTCU冒頭要素の順序性 伊藤 翼斗(大阪大学) |
P-27 | ミーティング場面における「新たな切り口」の導入: 周辺的参加者による貢献に着目して 平本 毅(京都大学),高梨 克也(科学技術振興機構/京都大学) |
P-28 | 連結詞的知覚動詞構文とその談話機能についての一考察: BNCの会話データを用いた記述的研究 中村 文紀(慶應義塾大学) |
P-29 | 修辞ユニット分析を用いたQ&Aサイトの質問と回答における修辞機能の展開の検討 田中 弥生(神奈川大学) |
P-30 | 多人数接触場面における参加の組織化 ―隣接ペアによる行為スペースに着目して― 藤浦 五月(大阪国際大学) |
P-31 | 英語を母語とする日本語学習者の中間言語的スタイル切り換え ―文末形式の運用に着目して― 今村 圭介(首都大学東京) |
P-32 | 母娘の会話:友人間の会話との比較研究 向山 絵梨果(慶應義塾大学) |
P-33 | 会話分析 ―女性接客者と男性客の場合― 中田 梓音(総合研究大学院大学) |
P-34 | 討論における男女間のスピーチアクトの違い 吉田 亜美(大阪大学) |
P-35 | 談話連鎖から見る「ちょっと」の多義性とカテゴリー化 鹿嶋 恵(熊本大学) |