社会言語科学会の第25回大会は,以下の予定で行われます.
皆様のご来場をお待ちしています.
日時 : | 2010年3月13日(土)14日(日) |
場所 : | 慶應義塾大学 日吉キャンパス 〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1 TEL:(045)-563-1111(代表) |
交通 : | 東急東横線,東急目黒線/横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅下車,徒歩1分 ※東急東横線の特急は日吉駅に停まりません. ※渋谷~日吉:25分(急行約20分) ※横浜~日吉:20分(急行約15分) ※新横浜~菊名~日吉:20分 |
宿泊の手配
- 学会では行いませんが,手配をご希望の方は以下の旅行会社にご連絡ください.会場近くのご宿泊に関するお問い合わせ・お申込み
京王観光 調布支店 担当:原・佐藤
〒182-0024 東京都調布市布田3-1-7池田ビル5F
TEL:042-484-2881
FAX:042-484-1321
E-Mail:mi.sato[at]keio-kanko.co.jp([at]を @ に変えて下さい)
事前参加申込み
- 申込みはこちらからお願いします.
- 当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
- 事前参加申込み,事前振込共に2010年2月28日(日)が締切となっております.
懇親会参加のお誘い
- 楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.
2冊以上の発表論文集をご注文の方へ
- 大会に参加される方(事前参加申込み,当日参加申込みの方)
参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます. - 大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊
- 大会終了後
発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
1年後~: 500円/1冊(送料別)
事前参加申込み
(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 5,000円 |
非会員 | 5,000円 | 5,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 2,000円 |
非会員 | 4,000円 | 2,000円 |
当日参加申込み
(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 6,000円 |
非会員 | 5,000円 | 6,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 3,000円 |
非会員 | 4,000円 | 3,000円 |
送金方法・送金先:下記まで郵便振替でお願いいたします.
ゆうちょ銀行 振替口座(旧郵便振替口座)
口座番号 00190-6-613671
口座名義 社会言語科学会研究大会
振り込み確認後,事前申し込みが完了となります.また,郵便振替払込金受領証をもって,領収証に代えさせていただきます.
大会当日には郵便振替払込金受領証をご持参ください.また,学会発行の領収証が必要な方は,大会受付にお申し付けください.
お振り込みいただけない場合は,当日参加申込みとなりますのでご了承下さい.
参加費および懇親会費の振り込みは,参加者本人の名義でお願いいたします. 懇親会参加の決定,参加費・懇親会費の支払いは当日でも可能ですが,できるだけ事前の申込みをお願いいたします.
事前に振り込まれた金額に間違いがあった場合には,大会委員会から個別にお知らせし, 返金または追徴金の手続きを取らせていただきます. 振込手数料は申込者負担となりますので,あらかじめご了承ください.
上記の口座は研究大会専用の口座です.誤って学会費を振り込まないように お願い致します.誤って入金されたものの返金処理は大会終了後となりますので,お気をつけ下さい.
キャンセルについて
- キャンセルの場合には,メールで大会ヘルプデスク(jass-desk[at]bunken.co.jp [at]を @ に変えて下さい)宛,締切期日までにお申込みください.
- 参加費および懇親会費のキャンセル申込締切は2010年2月28日(日)24時(日本時間)です.振込手数料を差し引き,全額返金いたします.締切期日以降のキャンセルに対しては返金はいたしません.
プログラム
1日目 3月13日(土)
9:30 – | 受付開始〔独立館1Fロビー〕 |
10:00 – 10:00 – 12:15 | 開会 口頭発表1~4 <セッション1>〔独立館D201教室〕 <セッション2>〔独立館D202教室〕 <セッション3>〔独立館D203教室〕 <セッション4>〔独立館D205教室〕 |
12:15 – 13:15 | 昼休み(理事会) |
13:30 – 16:00 | ポスター発表1.2〔独立館地下1階日吉コミュニケーションラウンジ〕 |
16:10 – 17:40 | 会長挨拶 塾長ご挨拶 徳川賞授与式及び記念講演 〔独立館D101教室〕 司会:三宅 和子(東洋大学) |
18:00 – | 懇親会〔来往舎ファカルティラウンジ〕 |
2日目 3月14日(日)
9:30 – | 受付開始〔独立館1Fロビー〕 |
10:00 – 11:05 | 口頭発表5~7 <セッション5>〔独立館D201教室〕 <セッション6>〔独立館D202教室〕 <セッション7>〔独立館D203教室〕 |
11:10 – 12:10 | 招待講演〔独立館D101教室〕 ことばへの気づきを基盤とした言語教育の構想 大津 由紀雄(慶應義塾大学) 司会:野山 広(国立国語研究所) |
12:10 – 13:10 | 昼休み(各委員会) |
13:15 – 16:25 | シンポジウム〔独立館D101教室〕 メディア・ディスコースにおけるマルチモーダル・コミュニケーション 企画者:岡本 能里子(東京国際大学),佐藤 彰(大阪大学) テレビのバラエティー番組における文字テロップ -発信する主体の複数性- 設楽 馨(武庫川女子大学),佐藤 彰(大阪大学) チャットにおけるマルチモーダル・コミュニケーション -文字による非言語情報の再現に関する日独比較- 白井 宏美(関西学院大学) 新聞のスポーツ報道におけるアイデンティティーの構築 -表記,写真を通した意味の多層性を読み解く- 岡本 能里子(東京国際大学) テーマ講演 マルチモーダル・コミュニケーションへのメディア・リテラシー研究からの貢献 -「リテラシー」から「リテラシーズ」へ- 門倉 正美(横浜国立大学) |
16:30 – 17:35 | 口頭発表8~10 <セッション8>〔独立館D201教室〕 <セッション9>〔独立館D202教室〕 <セッション10>〔独立館D203教室〕 |
口頭発表
3月13日(土)
<セッション1> 10:00 – 12:15〔独立館D201教室〕
司会:阿部 新(名古屋外国語大学)
10:00 – 10:30 | 発話の「重なり」にみられる日本語談話進行の特徴 ―日本語話し言葉コーパス(CSJ)の「課題指向対話」を通して 呉 秦芳(真理大学) |
10:35 – 11:05 | 初対面二者間会話において相手に与える印象の要因 ―聞き手本人に対する意識調査から― 田所 希佳子(早稲田大学) |
11:10 – 11:40 | リズム,音楽,そしてバーバルアート:日本と韓国の市場談話から 呉 恵卿(国際基督教大学) |
11:45 – 12:15 | 敬語コミュニケーション観の更新のされ方と授業実践のつながり 徳間 晴美(早稲田大学) |
<セッション2> 10:00 – 11:40〔独立館D202教室〕
司会:松丸 真大(滋賀大学)
10:00 – 10:30 | 慇懃無礼とポライトネス ―質問紙調査による原型の実証― 河 正一,山中 信彦(以上,埼玉大学) |
10:35 – 11:05 | 「場」への自覚からの配慮 ―日本語ビジネスミーティングに見られるユーモアの分析から― 村田 和代(龍谷大学) |
11:10 – 11:40 | 日中接触場面における意見の不一致に対する調整の様相 ―中国語母語話者のインターアクション・インタビューのデータから― 楊 昉(千葉大学) |
<セッション3> 10:00 – 12:15〔独立館D203教室〕
司会:金 美善(国立民族学博物館)
10:00 – 10:30 | 談話標識soの習得に関する実証的研究 ―海外語学研修に参加した日本人学習者を対象として― 山本 綾(お茶の水女子大学) |
10:35 – 11:05 | 小集団ディスカッションにおける中国人と日本人の話者交替パターン:使用言語の違いがどのように影響するか 張 麗(大正大学) |
11:10 – 11:40 | 日中韓の社会人初対面母語場面における自己開示の様相 三牧 陽子,難波 康治(以上,大阪大学) |
11:45 – 12:15 | 交互作用としての依頼における言語構造とはなにか ―心理的要因と言語的方略の観点から― 稲垣 亮子(愛知淑徳大学) |
<セッション4> 10:00 – 11:40〔独立館D205教室〕
司会:松尾 慎(東京女子大学)
10:00 – 10:30 | 国内現職非母語話者日本語教師に求められる資質と教育能力 ―ティームティーチング授業における現場参加者の不安と期待から― 辛 銀眞(早稲田大学) |
10:35 – 11:05 | 接触場面における言語的共生化の過程 ―留学生と日本人大学生の相互学習型活動のエスノメソドロジー・会話分析から 杉原 由美(お茶の水女子大学) |
11:10 – 11:40 | 在日コリアンとして生まれ育った韓国在住日本語教師の経験の語り 田中 里奈(早稲田大学) |
3月14日(日)
<セッション5> 10:00 – 11:05〔独立館D201教室〕
司会:高木 千恵(関西大学)
10:00 – 10:30 | 社説におけるワケダ文の研究 ―その機能と効果,先行・後続文脈との論理関係― 大水 利之(杏林大学) |
10:35 – 11:05 | 「おかしいしょ,そして」:北海道の話し言葉で用いられる『そして』の意味・機能的方言特性 井筒(成田)美津子(札幌大学),井筒 勝信(北海道教育大学) |
<セッション6> 10:00 – 11:05〔独立館D202教室〕
司会:須藤 潤(立命館アジア太平洋大学)
10:00 – 10:30 | 社会人初対面会話における話題展開のパターン ―日中韓の母語場面の調査をもとに― 難波 康治,三牧 陽子(以上,大阪大学) |
10:35 – 11:05 | オーストラリアにおける日本語学習者の語用能力の発達 ―ロールプレイを用いた依頼表現の習得について― 並木 一美(メルボルン大学) |
<セッション7> 10:00 – 11:05〔独立館D203教室〕
司会:西尾 純二(大阪府立大学)
10:00 – 10:30 | 「誘い」表現における中日対照研究 ―「共同行為要求」に着目して― 黄 明淑(お茶の水女子大学) |
10:35 – 11:05 | 「誘い・承諾」の言語行動における誘う側の「工夫」 ―日本語母語話者同士による携帯メール会話の分析から― 李 錦淑(早稲田大学) |
<セッション8> 16:30 – 17:35〔独立館D201教室〕
司会:松尾 慎(東京女子大学)
16:30 – 17:00 | 遠隔通信環境下での手話コミュニケーションの分析 菊地 浩平(国立情報学研究所/千葉大学),坊農 真弓(国立情報学研究所) |
17:05 – 17:35 | 多言語社会における日本人の言語使用:スペイン・カタルーニャ自治州在住の日本人のケース 福田 牧子(バルセロナ自治大学/CUSC・バルセロナ大学) |
<セッション9> 16:30 – 17:35〔独立館D202教室〕
司会:松丸 真大(滋賀大学)
16:30 – 17:00 | 引用表現と引用者の態度 ―政治家の選挙演説を例に― 大久保 加奈子(京都府立大学) |
17:05 – 17:35 | 帰国児童における第二言語としての日本語の摩滅 ―使用助詞の変化に注目して― 金 昴京(大阪大学) |
<セッション10> 16:30 – 17:35〔独立館D203教室〕
司会:ロング,クリストファー(東北学院大学)
16:30 – 17:00 | 母語場面初対面会話における話題転換 ―日台中の社会人を対象に― 蔡 諒福(大阪大学) |
17:05 – 17:35 | ジェンダー役割の社会化 日英語バイリンガル家族における事例研究 岩田 祐子(東海大学) |
ポスター発表
3月13日(土)
〔独立館地下1階日吉コミュニケーションラウンジ〕
セッション1 13:30 – 14:45
司会:増田 将伸 (甲子園大学)
P-01 | 方言主流社会における依頼表現 ―山形県三川町を事例として― 李 凝(北京大学) |
P-03 | 琉球語宮古池間方言の方位表現 高橋 奈津美(京都大学/日本学術振興会) |
P-05 | 女性向けインターネットQ&Aサイトにおける可能表現形式の使用実態 小木曽 智信(国立国語研究所) |
P-07 | 「ていた」の「発見」の用法の成立の条件 ―会話・小説・科学的入門書コーパスの調査から― 江田 すみれ(日本女子大学) |
P-09 | ウチ・ソトの視点の獲得 ―ナチュラルディスコースにおける授受表現の分析から― 櫻井 千佳子(武蔵野大学) |
P-11 | 若者の自然談話における語彙類ヘッジの使用について ―その使用に影響を与える要素― 陳 一吟(九州大学) |
P-13 | 質問から始まる連鎖組織の類型化 ―会話教育の指導項目を考える― 筒井 佐代(大阪大学) |
P-15 | あいまいなほめ言葉についての意図推測における関係維持動機の効果 瀧澤 純(首都大学東京) |
P-17 | 修辞ユニットを用いた書き言葉の分析 ―「書き言葉・話し言葉らしさ」と(脱)文脈化の関係― 佐野 大樹,小磯 花絵(以上,国立国語研究所) |
P-19 | 日本語会話における極性反転疑問文と認識的権利 杉浦 秀行(オークランド大学/香港大学) |
P-21 | コンコーダンサー「HASHI」による日本語検索と処理 田中 良(立命館大学) |
P-23 | 敬語意識の経年変化は統計モデルで予測可能か 横山 詔一,朝日 祥之(以上,国立国語研究所) |
P-25 | 言語的アクティビティと実質的アクティビティでの会話を扱った指導学習項目の提案 ―言語行動,社会言語行動,社会文化行動の枠組みから― 中井 陽子(国際教養大学) |
P-27 | 色彩語メタファーにおける色彩語別のイメージ変化傾向 佐藤 允彦(東京農工大学) |
P-29 | オープンコミュニケーションを利用したTV番組対話における重層的談話構造の分析 村上 竜太,岡本 雅史,大庭 真人,石本 祐一,飯田 仁(以上,東京工科大学) |
P-31 | 外国人定住者の言語生活と日本語レベルの変化に関する縦断的研究 ―分散地域の高校生に対する形成的フィールドワークの結果から― 野山 広(国立国語研究所),嶋田 和子(イーストウエスト日本語学校),山辺 真理子(立教大学),籏野 智紀(国立国語研究所) |
P-33 | 取材の談話とテレビニュースの談話の比較 ―「国語に関する世論調査」に対する「専門家」の解説のつくられかた― 大場 美和子(広島女学院大学) |
セッション2 14:45 – 16:00
司会:オストハイダ,テーヤ (関西学院大学)
P-02 | 介護現場におけるスピーチレベル・シフト 馬渕 由美子(東洋大学) |
P-04 | 介護予防をめぐる高齢者とケアマネとの会話 小野田 貴夫(常葉学園短期大学) |
P-06 | 認知症高齢者はいかに立つことを了解するか ―介護施設における立ち上がり行動の会話とジェスチャー― 細馬 宏通,中村 好孝,城 綾実(以上,滋賀県立大学),吉村 雅樹(京都工芸繊維大学) |
P-08 | 母語話者・非母語話者間の会話にみられる修復 ―在独日本人の会話の実証的研究― 由布 真美子(慶應義塾大学) |
P-10 | 韓国携帯メール言語に現れる言語形式と言語行動 ―日本との対照を視野に― 新井 保裕(東京大学/日本学術振興会) |
P-12 | ビジネス接触場面における日本人社員の発話の問題 ―蘇州日系プラスチック工場内の会話データの分析を通して― 梅村 弥生(首都大学東京) |
P-14 | 英国と日本の父親向け育児雑誌のディスコース分析 ―批判的談話分析(CDA)の観点から― 稲永 知世(大阪府立大学) |
P-16 | 外国人研修生・技能実習生の日本語学習環境に関する現状と課題 小松 麻美(京都外国語大学) |
P-18 | 職場における日本語を読む場面の実態調査 ―台湾人の日本語使用者を対象に― 陳 黎璇(名古屋外国語大学) |
P-20 | 言語景観から見える米軍基地と地域社会の関わり ―横須賀市と福生市を例に― 塚原 佑紀,今村 圭介,石坂 真央(以上,首都大学東京) |
P-22 | 不同意を示す際に現れる理由表明 ―日タイ対照分析― ピナンソッティクン,ポラニー(名古屋大学) |
P-24 | 手話会話分析のための書き起こし手法構築 坊農 真弓(国立情報学研究所),菊地 浩平(国立情報学研究所/千葉大学) |
P-26 | 文法の複雑性の点から見たパプアニューギニアの多言語状況:特にマダン周辺地域 野瀬 昌彦(麗澤大学) |
P-28 | ジャム・セッションにおける相互行為のテクスト生成過程 永井 那和(立教大学) |
P-30 | 日本語学習者を対象とする間接的言語行為に関する意識調査 楊 敏(早稲田大学) |
P-32 | 地域方言の音調変異にかんする社会言語学的研究の構想 太田 一郎(鹿児島大学),高野 照司(北星学園大学),二階堂 整(福岡女学院大学),宇都木 昭(理化学研究所),朝日 祥之 (国立国語研究所) |
P-34 | 漫才対話におけるあいづちの音声表現「うん」の生起位置による印象変化 大和田 孝文,岡本 雅史,大庭 真人,石本 祐一,飯田 仁(以上,東京工科大学) |