第22回大会 (愛知大学 2008年9月)

社会言語科学会の第22回大会は,以下の予定で行われます.

日時 :2008年9月13日(土)・14日(日)
場所 :愛知大学 豊橋キャンパス
〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1
TEL:(0532)47-4111(総務課)
交通 :名古屋から豊橋までJRまたは名鉄で50分(東京からひかりで1時間24分、新大阪からのぞみとこだま乗り継ぎで約1時間30分)
新豊橋駅から渥美線で6分(愛知大学前下車)

事前参加申込み

  • 事前参加申込は終了しました.
  • 当日より,大会参加費(発表論文集1冊を含む),懇親会費がお得になっております.
  • 事前参加申込み,事前振込共に2008年9月5日(金)が締切となっております.

懇親会参加のお誘い

  • 楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.

宿泊予約について

  • JASS22宿泊者数確認票[PDF]
    「JASS22宿泊者数確認票」(pdf)を開いて宿泊数分をプリントアウトし お泊りのホテル受付にご提出ください.

2冊以上の発表論文集をご注文の方へ

  • 大会に参加される方(事前参加申込み,当日参加申込みの方)
    参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます.
  • 大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊
  • 大会終了後
    発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
    1年後~: 500円/1冊(送料別)

事前参加申込み

(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)

一般参加者

 大会参加費懇親会
会員3,000円5,000円
非会員5,000円5,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会
会員3,000円2,000円
非会員4,000円2,000円

当日参加申込み

 (参加費に発表論文集1冊が含まれております.)

一般参加者

 大会参加費懇親会
会員4,000円6,000円
非会員5,000円6,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会
会員4,000円3,000円
非会員4,000円3,000円

プログラム

1日目 9月13日(土)

10:00-11:55口頭発表 セッション1~410:00-11:55
セッション1 〔613〕 10:00-11:25
セッション2 〔621〕 10:00-11:55
セッション3 〔622〕 10:00-11:25
セッション4 〔623〕
12:00-13:00理事会
13:00-13:30総会 〔610〕
13:35-14:50ポスター発表1 〔梢風館「リュミエール」〕
14:55-16:10ポスター発表2 〔梢風館「リュミエール」〕
16:15-18:30ワークショップ1 〔622,623〕
・コミュニケーションに伴う身体動作の時間的構造〔622〕
高梨 克也(京都大学)
企画者  古山 宣洋(国立情報学研究所)  関根 和生(白百合女子大学)  荒川 歩(名古屋大学)  細馬 宏通(滋賀県立大学)  城 綾実(滋賀県立大学)  榎本 美香(東京工科大学)
・フィールド言語学から日本の社会言語学研究を考えよう〔623〕
野瀬 昌彦(麗澤大学)
企画者  荒井 幸康(北海道大学スラブ研)  西田 文信(麗澤大学)  坂田 晴奈(東京外国語大学)  藤本 麻里子(滋賀県立大学)
18:40-懇親会 〔梢風館「リュミエール」〕

2日目 9月14日(日)

10:00-11:25口頭発表 セッション5~8 10:00-11:25
セッション5 〔613〕 10:00-11:25
セッション6 〔621〕 10:00-11:25
セッション7 〔622〕 10:00-11:25
セッション8 〔623〕
11:30-12:30委員会
12:30-14:00招待講演 〔610〕
・言語政策研究の重要性について-日本語教育の観点から-
水谷 修(名古屋外国語大学学長,前日本言語政策学会会長,元日本語教育学会会長)
14:05-16:20ワークショップ2 〔622,623〕
・多言語・多文化社会の言語政策について考える-Linguistics as a social welfareの観点から-〔622〕
野山 広(国立国語研究所)
企画者  木村 護郎クリストフ(上智大学)  河原 俊昭(京都光華女子大学)  田中 牧郎(国立国語研究所)  嶋津 拓(長崎大学)
・同一データの複眼的分析からわかること:岡崎敬語調査3場面の再分析〔623〕
松田 謙次郎(神戸松蔭女子学院大学)
企画者  朝日 祥之(国立国語研究所)  松丸 真大(滋賀大学)  阿部 貴人(国立国語研究所)

口頭発表

第1日目 9月13日(土)10:00-11:55

<セッション1>
司会 筒井 佐代(大阪大学)

10:00-10:25・談話標識「だから」から見た説得方略の発達-少人数の話し合い談話を資料として- 
山本 綾(お茶の水女子大学)  楊 虹(お茶の水女子大学)  佐々木 泰子(お茶の水女子大学)
10:30-10:55・情報の受け取りに抵抗する確認質問 
串田 秀也(大阪教育大学)  鈴木 佳奈(ATR音声言語コミュニケーション研究所)
11:00-11:25・意見集約型話し合い活動における手続き的発話
星野 祐子(お茶の水女子大学)
11:30-11:55・三者面接調査における経験の語り合い -初対面回答者による「共‐成員性」の表示と調査談話への適応-
熊谷 智子(国立国語研究所)  木谷 直之(国際交流基金ジャカルタ日本文化センター)

<セッション2>
司会 西尾 純二(大阪府立大学)

10:00-10:25・日本語学習者の作文における「動詞+テイル」構文の意味タイプと使用頻度:コレスポンデンス分析による解析  Chien Hui-Wen(東北大学)  中村 渉(東北大学)
10:30-10:55・「非母語話者が書いた日本語手紙文」に対する母語話者の評価プロセス:評価観点の運用に見られる相違  宇佐美 洋(国立国語研究所)  森 篤嗣(国立国語研究所)  吉田 さち(国立国語研究所)
11:00-11:25・日本人ビジネス関係者の職種別待遇コミュニケーション-デスマス形と非デスマス形との「混合体」を中心に  福島 恵美子((株)早稲田総研インターナショナル)

<セッション3>
司会 クリストファー・ロング(東北学院大学)

10:00-10:25・初対面会話における話題転換の対照研究-日台の大学生を対象に-  蔡 諒福(大阪大学)
10:30-10:55・モスク補習教室における日本語/英語とウルドゥー語の文間コードスィッチングのパターン  山下 里香(東京大学)
11:00-11:25・状況によることばの使い分け―カタカナ語使用を例にした検討  海上 智昭(名古屋大学)  高井 次郎(名古屋大学)
11:30-11:55・ジャワ語の敬語の特徴について-年代記およびその他の文献を題材として-  スリ・ブディ・レスタリ(東京外国語大学)

<セッション4>
司会 高木 千恵(関西大学)

10:00-10:25・感動詞「え」の機能とイントネーションと非言語行動に関する一考察 
小池 千里(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)
10:30-10:55・同期する相互指差しは何を示すのか 
城 綾実(滋賀県立大学)  細馬 宏通(滋賀県立大学)
11:00-11:25・診察場面における医師と患者の「笑い」に関する分析 
植田 栄子(立教大学)

第2日目 9月14日(日)10:00-11:25

<セッション5>
司会 金 美善(国立民族学博物館)

10:00-10:25・非母語話者との接触場面において母語話者の情報やりストラテジーに接触経験が及ぼす影響  -情報提供と理解チェックに着目して-
栁田 直美(筑波大学)
10:30-10:55・縦断的にみた日本語学習者の文末表現の使用実態とその発達  -「スタイル切り換え」という視点からの一考察-
尾(樋下) 綾(大阪大学)
11:00-11:25・中国人日本語学習者の言いさし表現の使用状況について  -OPIデータの考察から-
朴 仙花(名古屋大学)

<セッション6>
司会 鈴木 佳奈(ATR音声言語コミュニケーション研究所)

10:00-10:25・国際結婚家庭の子どもの日中二言語習得に関する研究  -縦断調査を通して-
李 美靜(お茶の水女子大学)
10:30-10:55・言語景観に見られる東京多言語化の実態   -商業集積地域を調査対象に-
江 源(明海大学)
11:00-11:25・英語変種に対しての日本人学習者における言語態度について
花元 宏城(関西大学)

<セッション7>
司会 松丸 真大(滋賀大学)

10:00-10:25・小学生から大学生までの話し合い活動における相互行為能力の発達  -発話形式と機能の量的分析を手がかりに-
楊 虹(お茶の水女子大学)  倉田 芳弥(東洋大学)
10:30-10:55・関西在住女子高校生の「対立ごっこ」におけるポライトネス  ―「遊び」を伝えるcontextualization cuesを中心に― 
大塚 生子(大阪大学)
11:00-11:25・破格文から見たスピーチの発話の特徴
佐々木 泰子(お茶の水女子大学)  倉田 芳弥(東洋大学)

<セッション8>
司会 テーヤ・オストハイダ(関西学院大学)

10:00-10:25・落語のディスコース  -落語家がつい小噺を「評価」してしまう理由-
北川 千穂(神戸市外国語大学)
10:30-10:55・「ネタ」コミュニケーションとメタ語用論的知識  -2ちゃんねるにおけることばの使用とその作法をめぐって-
早川 公(筑波大学)
11:00-11:25・電子コミュニケーションにおける「質問表現」の特徴  -Yahoo! 知恵袋を対象に-
田中 弥生(独立行政法人国立国語研究所)

ポスター発表1

9月13日(土)13:35-14:50 

司会 佐々木 泰子(お茶の水女子大学)
13:35-14:50 (発表1)

P-01社会問題に関するテレビニュースのディスコースにおける価値観の構築
糟屋 美千子(兵庫県立大学)
P-03スティグマとことば ―自称詞としての「名前」を中心に―
ヴォーゲ・ヨーラン(大阪大学)
P-05指示詞の省略
白井 勢津子(明道大学)
P-07「ていうか」のメタ言語的修正-若年層の使用例を中心に-
福原 裕一(東北大学)
P-09多国籍企業経営者の経営理念伝達時におけるイメージスキーマの役割:カルロスゴーンの英語へのUsage-basedアプローチ
濱崎 佳子(大阪観光大学)
P-11第二言語としての日本語の依頼におけるポライトネス・ストラテジー -日本語母語話者と学習者の対比を通して-
和田 由里恵(東北大学) 堀江 薫(東北大学) 吉本 啓(東北大学)
P-13日本の英語教育―英語教科書のコーパス分析から新たな教材作成の可能性を探る―
上野 良子(慶應義塾大学)
P-15英語借用語音韻構造の通時的変化 -言語知覚及び言語習得の観点から-
広海 佑子(首都大学東京)
P-17文化のキータームとしてのフツパ
Yoshimi Miyake(秋田大学)
P-19実際の会話場面における「から」と「ので」の使い分けに関する研究
李 曦曦(九州大学)
P-21ナラティブを通して構築される地域アイデンティティ -まちづくりグループと地域番組とのかかわりに着目して-
古川 典子(兵庫県立大学)
P-23日本語教師の作文添削行動の構造 ―TAEとPAC分析による質的研究―
清水 寿子(お茶の水女子大学) 得丸 智子(日本女子体育大学)
P-25中国人学習者の日本語呼称の使用パターンに関する一考察 -面接場面を中心に-
孫 蓮花(中国 大連理工大学)

ポスター発表2

9月13日(土)14:55-16:10 

司会 増田 将伸(甲子園大学)
14:55-16:10 (発表2)

P-02「依頼」「苦情」言語行為の発話のストラテジーと間接性の考察 -日本語と中国語の対照を中心に
劉 佳珺 (名古屋大学)
P-04子どものpositioningの変化-絵本を媒介とした大人と子どものインタラクション分析
饒平名(岡崎) 尚子(フェリス女学院大学)
P-06那須地域の若年層における栃木方言語彙の残存傾向
高丸 圭一(宇都宮共和大学) 松田 勇一(宇都宮共和大学)
P-08栃木方言における当為表現「~ヨウダ」の使用実態
松田 勇一(宇都宮共和大学) 高丸 圭一(宇都宮共和大学)
P-10親しい友人同士のコンフリクト会話におけるフェイスへの配慮 -ディスコースの展開に注目して-
谷 智子(大阪大学)
P-12日本人の日常における「気」:言語・身体・感情の相互作用
瀬端 睦(立教大学)
P-14話し手は受け手が知らない人物をどのように指示するか―日本語会話におけるストーリー・テリングの事例から―
須賀 あゆみ(奈良女子大学)
P-16神話の昔話性について
橘 日出来(一般)
P-18『現代日本語書き言葉均衡コーパス』にもとづくジャンル間の文体差に関わる要因の分析
小磯 花絵(国立国語研究所) 小木曽 智信(国立国語研究所) 小椋 秀樹 (国立国語研究所) 冨士池 優美(国立国語研究所) 宮内 佐夜香(国立国語研究所)
P-20多人数による課題解決場面会話における合意形成の方法について
大和 祐子(名古屋大学)
P-22地域に定住する日本語非母語話者(外国人配偶者)の言語生活に関する縦断的研究 -OPI (Oral Proficiency Interview) テストを活用した会話データを事例として-
野山 広(国立国語研究所) 塩谷由美子(国立国語研究所) 嶋田 和子(イーストウエスト日本語学校) 籏野 智紀(慶應義塾大学) 山辺真理子(立教大学)
P-24書きことばと関わるオノマトペ -谷崎潤一郎の『秘密』を素材に-
浜田 啓志(慶応義塾大学)
P-26韓国人ニューカマーの言語使用意識 ‐留学生を中心とした層に対するアンケート調査の結果から‐
吉田 さち(東京大学/国立国語研究所)