社会言語科学会の第20回大会は,以下の予定で行われます.
日時 : | 2007年9月15日(土)、16日(日) |
場所 : | 関西学院大学西ノ宮上ヶ原キャンパス 〒662-8501 兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155 TEL: (0798)54-6135(代表) |
交通 : | 阪急今津線「甲東園」あるいは「仁川」下車、徒歩12分 |
事前参加申し込み
- 事前申込み受付は終了しました.
懇親会参加のお誘い
- 楽しく有意義な会にしたいと考えております.みなさまのご参加をお待ちしております.
2冊以上の発表論文集をご注文の方へ
- 大会に参加される方(事前申し込み,当日申し込みの方)
参加費に発表論文集1冊が含まれておりますが,さらに発表論文集をご購入いただくことができます.大会時 追加論文集購入: 1,000円/1冊 - 大会終了後
発表論文集は,大会終了後は,余部がある場合にのみ販売いたします.大会後~1年間: 2,000円/1冊(送料別)
1年後~: 500円/1冊(送料別)
事前申し込み
(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 5,000円 |
非会員 | 5,000円 | 5,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 3,000円 | 2,000円 |
非会員 | 4,000円 | 2,000円 |
当日申し込み
(参加費に発表論文集1冊が含まれております.)
一般参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 6,000円 |
非会員 | 5,000円 | 6,000円 |
学生参加者
大会参加費 | 懇親会 | |
---|---|---|
会員 | 4,000円 | 3,000円 |
非会員 | 4,000円 | 3,000円 |
プログラム
第1日目 9月15日(土) 〔会場〕
10:00-12:30 | ワークショップ ・日本社会の多言語化と多言語景観のとらえかた 〔B号館203〕 庄司 博史(国立民族博物館) 企画責任者 井上 史雄(明海大学) 金 美善(国立民族学博物館・日本学術振興会) バックハウス,P.(ドイツ日本研究所) ダニエル・ロング(首都大学東京) ・ナラティブ研究の新展開 〔B号館204〕 佐藤 彰(大阪大学大学院) 企画責任者 片岡 邦好(愛知大学) 西川 玲子(ハワイ大学大学院) 嶋津 百代(大阪大学留学生センター) 有田 有希(大阪大学大学院) |
12:35-13:35 | 理事会 |
13:40-14:10 | 総会 〔B号館101〕 |
14:15-14:25 | 開催校ご挨拶 〔B号館101〕 |
14:25-15:55 | 招待講演 司会 石崎 雅人(東京大学大学院) 〔B号館101〕 「自分の言葉で語る」とは?-『ことばの臨床社会学』からの試み 宮原 浩二郎(関西学院大学社会学部) |
16:00-17:55 | 口頭発表<セッション1> 口頭発表<セッション2> 口頭発表<セッション3> 口頭発表<セッション4> |
18:15 | 懇親会 〔関西学院会館〕 |
第2日目 9月16日(日)
10:00-10:50 | テーマ講演 司会 野山 広(国立国語研究所) 〔B号館101〕 アイロニーの成立過程 岡本 真一郎(愛知学院大学) |
11:00-12:25 | 口頭発表<セッション5> 口頭発表<セッション6> 口頭発表<セッション7> 口頭発表<セッション8> |
12:30-13:30 | 昼食 |
13:30-16:00 | ポスター発表 |
16:00-18:30 | ワークショップ ・インストラクション場面における「職業的/専門的な見方」とその組織化の様相 〔B号館203〕 岡田 みさを(北星学園大学) 企画責任者 西阪 仰(明治学院大学) 酒井 信一郎(パロアルト研究所・立教大学大学院) 柳町 智治(北海道大学) 是永 論(立教大学) 五十嵐 素子(光陵女子短期大学) 水川 喜文(北星学園大学) ・敬語を経年的に見つめる 〔B号館204〕 杉戸 清樹(国立国語研究所) 企画責任者 朝日 祥之(国立国語研究所) 熊谷 智子(国立国語研究所) 西尾 純二(大阪府立大学) 松田 謙次郎(神戸松蔭女子学院大学) |
口頭発表
第1日目 9月15日(土)16:00-17:55
<セッション1> 司会 徳永 あかね(神田外語大学) 〔B号館201〕
- 日本語における外来語のアクセント変化 -無意味語を用いた調査から-
竹村 亜紀子(神戸大学大学院) - クイアな実践の共同体における言語活動:「オネェ言葉」を巡って
マリィ クレア(津田塾大学) - 敬語言説の批判的考察 -ブルデューの言語学批判をてがかりに-
柳田 亮吾(大阪大学) - 動詞否定丁寧形における言語変化に関する一考察 -そのシフトに関わる要因を通して-
川口 良(秀明大学)
<セッション2> 司会 佐々木 泰子(お茶の水女子大学) 〔B号館202〕
- 反論された話者の言語行動 -日中韓3言語の対照研究-
杜 長俊(筑波大学大学院地域研究研究科) 安 祥希(筑波大学大学院地域研究科) 金 泳希(筑波大学大学院地域研究科) 陳 達謙(筑波大学大学院地域研究科) 白 麗萍(筑波大学大学院地域研究科) - 依頼を断らねばならない事情がない場合の「依頼」と「断り」 -日本語母語話者同士の電話会話資料の分析から-
施 信余(早稲田大学大学院日本語教育研究科) - 授受表現「~てもらう」における日韓両言語の対応様相
千 英子(神戸大学大学院) - 社会的コンテクストとことばの学びの過程 -在日フィリピン人の子どもの適応を事例に-
井上 央子(筑波大学大学院人文社会科学研究科)
<セッション3> 司会 テーヤ オストハイダ(近畿大学) 〔B号館203〕
- 相互行為としての身振り
金原 いれいね(釧路公立大学経済学部) - 微笑と哄笑の個人間相互作用
細馬 宏通(滋賀県立大学人間文化学研究科) - 多人数会話における共通空間を用いた視線の調整
松村 早希子(滋賀県立大学大学院) - 久しぶりの発言はいかにして可能になるか
榎本 美香(東京工科大学) 伝 康晴(千葉大学)
<セッション4> 司会 野山 広 〔B号館204〕
- 政治家の社会的アイデンティティー構築 -発話の「宛て名性(addressivity)」との関係-
池田 佳子(名古屋大学) - 言語資料検索システムとしての英国議会会議録(Hansard)と日本の国会会議録の比較 -「マニフェスト(manifestoとmanifest)」の使用例数急増と特定政治事象との符号の検討を通して-
平島 晶子(関西学院大学大学院) - 自己について語る新聞と「公正さ」 -毎日・朝日の将棋名人戦移管報道をめぐって
布尾 勝一郎(大阪大学大学院言語文化研究科) - 言語スタイルに固有な効果の相殺
海上 智昭(名古屋大学大学院教育発達科学研究科) 橋本 啓市(名古屋大学大学院国際開発研究科) 磯部 仁美(名古屋大学大学院国際開発研究科) 森泉 哲(南山短期大学) 高井 次郎(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
第2日目 9月16日(日)11:00-12:25
<セッション5> 司会 熊谷 智子(国立国語研究所) 〔B号館201〕
- ターン構成単位(TCU)の形と意見の交渉:述部の構成に注目して
中村 香苗(University of Wisconsin-Madison) - 話し言葉における接続詞「だって」の使用実態
許 夏玲(東京学芸大学) - 同期現象の組織化 -共有知識の確認から行為の一致に至るまで-
城 綾実(滋賀県立大学)
<セッション6> 司会 佐藤 彰(大阪大学大学院) 〔B号館202〕
- テレビ討論番組における話題転換ストラテジーとしてのフィードバックとその機能
網野 薫菊(九州大学) - CMCの会話における修復作業にかんする基礎的検討
平本 毅(立命館大学) - メール送信者の配慮と受信者の期待度に関する一考察 -両者の立場からみた配慮-
宮嵜 由美(専修大学)
<セッション7> 司会 西尾 純二(大阪府立大学) 〔B号館203〕
- 言葉の加齢変化はどこに見られるか?
尾崎 喜光(国立国語研究所) 村中淑子(姫路獨協大学) 大鐘秀峰(北海道日高高等学校) - 「いま」、「ここ」を生きていくための「選択」
-日本語学習者が語る「日本語ライフヒストリー」から- 鄭 京姫(早稲田大学) - 津軽方言詩データを用いた格助詞サとニの比較分析
鹿内 太朗(東北大学)
<セッション8> 司会 クリストファー ロング(東北学院大学) 〔B号館204〕
- 日英バイリンガル幼児に見られるメタ言語的能力の発達
板垣 静香(関西学院大学) - アイルランド英語話者のSocio-linguistic Awareness
―テンス・アスペクト形式にみられる有標/無標性 嶋田 珠巳(東京大学) - 翻訳はどこから来るのか:日英対訳文対応付けデータに見る「訳語の力」
吉川 正人(慶應義塾大学)
ポスター発表
9月16日(日)13:30-16:00
〔B号館2階中央スペース〕
13:30-14:45 司会 増田 将伸(甲子園大学)
P-01 | 謝罪場面における謝罪意識と人間関係の認知 ~10代の日本人とマレー人の対照分析~ ク モハマド ナビル(九州大学大学院比較社会文化学府) |
P-03 | 日本人の不同意表明の仕方 王 萌(九州大学大学院) |
P-05 | 日本語の依頼会話における繰り返し機能について -トルコ語会話との比較において- AKDOGAN PINAR(広島大学大学院) |
P-07 | マオリ語前置詞<i>の多義性の考察 橘 日出来 |
P-09 | 大学付属英語学校に在籍している男子学生・女子学生の英語学習法の違い及びアジア人学生・ヒスパニック系学生の英語学習の違い 小山内 大(東京電機大学) |
P-11 | サイバースペースに創り出されるリアリティ -「2ちゃんねる」におけるコミュニケーションの分析を通じて- 早川 公(筑波大学人文社会科学研究科) |
P-13 | 言語意識の構造と表出 -在日コリアンの言語意識考察- 朴 浩烈(一橋大学大学院言語社会研究科) |
P-15 | 新しいスポーツ用語と旧スポーツ用語との関係 -「ゴール」「フィニッシュ(ライン)」をめぐって- 清水 泰生(関西デザイン造形専門学校) |
P-17 | パラオ人の言語に対する態度について 岡山 陽子(茨城大学大学教育センター) |
P-19 | 日本語における「中断された発話」を含む連鎖で達成される行為 -ミーティング場面の実践を例に- 今村 明子(北海道大学大学院) |
P-21 | 報道の表現方法と受け手の事前の信念が報道内容の評価に及ぼす影響 -精緻化見込みモデルの観点から- 廣本 浩大(日本大学大学院文学研究科) 岡 隆(日本大学文理学部) |
P-23 | 日本語会話に見られる文体混用とデスマス体発話の機能 本田 裕乃(北海道大学大学院修士課程) |
P-25 | 中国人上級日本語学習者におけるスピーチレベル・シフトの問題点 -時間稼ぎとしての独話的発話に着目して- 田 鴻儒(大阪大学言語文化研究科 ) |
P-27 | Uncertainly Communicated Risks*: Interpretation of Unclear Hazards from Unclear Messages UNAGAMI Tomoaki (Graduate School of Education and Human Development, Nagoya University) HASHIMOTO Keiichi (Graduate School of International Development, Nagoya University) ISOBE Hitomi (Graduate School of International Development, Nagoya University) MORIIZUMI Satoshi (Nanzan Junior College) TAKAI Jiro (Graduate School of Education and Human Development, Nagoya University) |
P-29 | 「ですね」について 白井 勢津子(明道大学應用日語系) |
P-31 | 音韻論・生物学・構成的アプローチ -九州西部方言動詞テ形における形態音韻現象- 有元 光彦(山口大学教育学部) |
14:45-16:00 司会 松丸真大(滋賀大学)
P-02 | 「い抜き」に関する一考察 新井 文人(神戸松蔭女子学院大学大学院文学研究科) |
P-04 | 日本語における語用論的括弧使用(2) 哲学・現代思想系文における括弧 木村 大治(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科) |
P-06 | 〈オープンコミュニケーション〉としての漫才対話 -参与構造の動的変化を生み出すことばと身体の相互作用- 岡本 雅史(東京工科大学片柳研究所) 櫻井 章仁(東京工科大学メディア学部) 飯田 仁(東京工科大学) |
P-08 | 初年次の外国語教育における大学間協調学習の試み 境 一三 (慶應義塾大学外国語教育研究センター) 倉舘 健一 (慶應義塾大学外国語教育研究センター) 岩居 弘樹 (大阪大学・慶應義塾大学AOPプロジェクト) 高橋 朋子(慶應義塾大学外国語教育センター) 森 朋子 (慶應義塾大学外国語教育研究センター) 中谷 潤子(大阪大学大学院) 竹内 理 (関西大学・慶應義塾大学AOPプロジェクト) |
P-10 | オノマトペの翻訳に関する一考察 -中国語の翻訳マンガにおける脱訳について- 黄 慧(東京外国語大学大学院) |
P-12 | 日本人女性の出産体験談にみるイデオロギーの表出と記憶の構築 秦 かおり(日本女子大学) 岡本 多香子(アリゾナ大学大学院) |
P-14 | 異文化間コミュニケーション教育に見られるメタ認知的活動 奥村 圭子(山梨大学) |
P-16 | 国籍取得に必要な語学力:ドイツと日本の例から 四釜 綾子(ドイツ デュースブルク・エッセン大学) |
P-18 | 日本在住アメリカ人の英語における母音のバリエーションと変化 平野 圭子(北九州市立大学) |
P-20 | 学術場面での超級話し言葉コーパスの設計 -協同学習における話し言葉の分析に向けて- 富谷 玲子(神奈川大学) |
P-22 | 文末詞「~イ」における「にじりより」 -栃木県都賀方言を中心として- 五月女 惠(聖徳大学大学院言語文化研究科) |
P-24 | 多人数合意形成課題における非言語的反応の類別と位置について 片桐 恭弘(公立はこだて未来大学) 松坂 要佐(産業技術総合研究所) 坊農 真弓(日本学術振興会/京都大学) 伝 康晴(千葉大学) 高梨 克也(京都大学) 榎本 美香(東京工科大学) 石崎 雅人(東京大学) |
P-26 | 広告キャッチフレーズに見られる日中数量詞の意味機能 -人数表現をめぐって- 洪 雅琪(東北大学大学院) |
P-28 | 事実と意見の述べ方における「客観的表現」と「主観的表現」 木戸 光子(筑波大学) |
P-30 | 「伝わりやすさ」と慣習化の度合い:過去時制の多義カテゴリー理解をもとに 原田 依子(慶應義塾大学大学院) |