第15回大会 (早稲田大学 2005年3月)

社会言語科学会の第15回大会(早稲田大学共催)は,以下の予定で行われます.

日時 :2006年3月18 日 (土), 19日 (日)
場所 :早稲田大学 (早稲田大学 )
〒169-8050 新宿区西早稲田 1-6-1
交通 :早稲田駅(東西線)または早稲田駅(都電)から徒歩5分
早大正門(高田馬場駅発バス、渋谷駅発バス)から徒歩3分

大会参加申し込み

  • 今回より、事前参加申し込みを受付いたします。-> (締め切りました.)
  • ご希望の方は、こちらからお申し込みください。
  • 当日会場での受付もいたします。

参加費用

事前申し込み

一般参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員1,000円5,000円2,000円
非会員3,000円5,000円2,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員1,000円2,000円2,000円
非会員2,000円2,000円2,000円

当日申し込み

一般参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員2,000円6,000円2,000円
非会員3,000円6,000円2,000円

学生参加者

 大会参加費懇親会発表論文集(1冊)
会員2,000円3,000円2,000円
非会員2,000円3,000円2,000円

お知らせ

  • 大会プログラムを掲載しました.
  • 発表についてを掲載しました.
  • 大会ポスター(電子版)ができました.
  • 「親子の部屋」及び「手話通訳」についてお子様を連れて来られる方には,「親と子の部屋」の設置が可能です.
    ご利用希望の方はtaikai[at]jass.ne.jp([at]を @ に変えて下さい)(問い合わせ先:研究大会委員会)
    まで,ご連絡をお願いいたします.

    また,手話通訳の手配もいたしますので,
    こちらをご希望の方も,上記問い合わせ先までご連絡いただければ幸いです.
    なお,お申し込みは,手配の都合上3月5日(土)までにお願いいたします.

  • 大会に関する最新情報はこのページでお知らせします.

プログラム

第1日目 3月19日(土)

9:30受付開始 (9:30–12:00 22号館2階/12:00–18:00 14号館2階)
10:00開会
10:00–10:40テーマ講演1【22号館201教室】
日本語談話論の構想沖裕子(信州大学)
司会:片岡邦好(愛知大学)
10:45–12:10研究発表1【22号館201教室】
研究発表2【22号館203教室】
12:10–13:10理事会【22号館5階】
13:15–13:20開催校挨拶【14号館201教室】
岩淵匡(早稲田大学大学院教育学研究科科長)
13:20–13:30徳川賞授賞式【14号館201教室】
萌芽賞 伊集院郁子(東京大学大学院)
萌芽賞 大津友美(名古屋大学大学院)
13:30–15:00講演【14号館201教室】
公共財としての言語-その概念と問題性をめぐって-
フロリアン・クルマス(ドイツ-日本研究所(DIJ))
講師紹介・司会:庄司博史(国立民族学博物館)
15:15–17:45シンポジウム【14号館201教室】
媒介行為としてのインタープリテーション  -人・作品・自然-
企画・司会:平賀正子(立教大学)
話題提供者:鳥飼玖美子(立教大学)松岡和子(翻訳家・演劇評論家)瀬田信哉(国立公園協会・立教大学)
18:00–20:00懇親会【大隈ガーデンハウス】

第2日目 3月20日(日)

9:30受付開始 (22号館2階)
10:00開会
10:00–10:40テーマ講演2【22号館201教室】
接触変種の記述と分析
-『小笠原ことばしゃべる辞典』の作成と応用方法-

ダニエル・ロング(東京都立大学)
司会:朝日祥之(国立国語研究所)
10:45–12:10研究発表3【22号館201教室】
研究発表4【22号館202教室】
研究発表5【22号館203教室】
12:20–13:20各種委員会【22号館509-511教室】
13:00–15:30ポスター発表【22号館8階会議室】
偶数番号と奇数番号で,入れ替え制 (奇数13:00–14:15, 偶数14:15–15:30)
15:40–16:20徳川賞(萌芽賞)受賞講演【22号館202教室】
親しい友人同士の会話におけるポジティブ・ポライトネス -『遊び』としての対立行動に注目して-
大津友美(名古屋大学大学院)
司会:片桐恭弘(ATRメディア情報科学研究所)
16:30–17:55研究発表6【22号館201教室】
研究発表7【22号館202教室】
研究発表8【22号館203教室】
18:00閉会

研究発表

研究発表1【22号館201教室】

司会:川崎晶子(立教大学)

10:45–11:10ディスコース・マーカー「なんか」におけるポライトネス機能について -若者言葉を中心に-
福原裕一(東北大学)
11:15–11:40談話レベルからみた依頼に対する断りの日台対照
施信余(早稲田大学)
11:45–12:103人集団による会話コミュニケーションに関する研究: 個人特性が会話展開に関する発話行動に及ぼす影響
藤本学(大阪大学) 村山綾(大阪大学) 大坊郁夫(大阪大学)

研究発表2:【22号館203教室】

司会:イ・ヨンスク(一橋大学)

10:45–11:10教科書とイデオロギー  -韓国の1970年代と2000年代の小学校国語教科書のイデオロギー世界の対照
フレス・キム スーニ(名古屋商科大学)
11:15–11:40フェミニズム的視点による高等学校英語科検定教科書の考察
木村せいこ(立命館大学)

研究発表3:【22号館201教室】

司会:森聡美(立教大学)

10:45–11:10韓日バイリンガリズムに関する一考察 ~継承語教育の観点から~
竹口智之(関西学院大学)
11:15–11:40韓国人留学生の日本語と韓国語のコード・スイッチング (日本語の品詞+韓国語の接尾辞「-hada」を中心にした分析)
郭銀心(東京大学)
11:45–12:10日韓の会話に見られる「ほめの談話」
金庚芬 (桜美林大学)

研究発表4:【22号館202教室】

司会:河原俊昭(金沢星陵大学)

10:45–11:10中国における「換字」広告の受け入れ心理の世代差
孫輝(関西学院大学)
11:15–11:40日本の地方自治体における言語意識の一考察  -在住外国人実態調査における言語関連事項の言説を題材として-
猿橋順子(青山学院大学博士後期課程修了)
11:45–12:10行政コミュニケーションにおける外来語・略語・専門用語の問題点
相澤正夫(国立国語研究所) 朝日祥之(国立国語研究所) 吉岡泰夫(国立国語研究所)

研究発表5:【22号館203教室】

司会:野田尚史(大阪府立大学)

10:45–11:10助詞「を」の発音は[o]か[wo]か?  -『日本語話し言葉コーパス』を使用した分析-
岡田祥平(大阪大学)
11:15–11:40Historical Pragmatics(歴史語用論)という視点: 日本語の研究例
小野寺典子(青山学院大学) 鈴木亮子(慶應義塾大学)
11:45–12:10指示語から指標語へ: -二人称代名詞「オマエ」の衝突的対話における擬似終助詞用法-
山崎雅嗣(University of Arizona)

研究発表6:【22号館201教室】

司会:竹野谷みゆき(札幌学院大学)

16:30–16:55文末形式に見る年代別の会話管理
呉秦芳(山口大学)
17:00–17:25会議発言の開始と終了の表現に見られる日本人とドイツ人の会議観の対比
渡辺京子(立教大学)
17:30–17:55政治家のTV討論談話に見られる「直接引用」の使用とその効果について
池田佳子(ハワイ大学)

研究発表7:【22号館202教室】

司会:三宅和子(東洋大学)

16:30–16:55母語話者の「日本人は」のディスコースによる非母語話者の排除の仕組み -共生を目指す地域の相互学習型活動に焦点を当てて-
Ohri Richa(お茶の水女子大学)
17:00–17:25「満州国」後の中等教育機関における日本語教育 …日本語教育の選択,そして自律と変容…
本田弘之(杏林大学)
17:30–17:55母語話者教師の非母語話者の英語に対する態度実態 -英国人教師を対象とした質問紙調査と面接調査から-
岡部大祐(青山学院大学)

研究発表8:【22号館203教室】

司会:櫻井千佳子(立教大学)

16:30–16:55二歳児の会話能力:  会話の理解と言語入力との関係
白井純子(中京大学) 白井英俊(中京大学) Patschke Cynthia(中京大学) 中島君枝(中京大学)
17:00–17:25留学体験の内在化による自己への新たな気づき -3回のPAC分析による調査を通して-
原田満里子(青山学院大学)
17:30–17:55教室場面での相互行為の展開から見た第二言語学習  ~言語リソースの脱コンテクスト化,再コンテクスト化~
山下隆史(大阪大学)

ポスター発表:【22号館8階会議室】  

(奇数13:00–14:15, 偶数14:15–15:30)

P-01対人関係の形式論理学(2)
中丸茂(IOND UNIVERSITY JAPAN,USA)
P-02香港の中国語紙に見られる日本語の影響
宮副ウォン裕子(香港理工大学)
P-03ネット日記における公開意識と表現とのかかわり
岸本千秋(武庫川女子大学)
P-04異母語話者グループ会話に見られる「笑い」の分析 -ポライトネスの観点から
村田和代(龍谷大学)
P-05English Rebuses: A Blending Perspective
Kazuya Yasuhara(京都大学)
P-06自然発話データを用いたあいづちの機能に関する一考察 -日韓の対照の観点から-
朴成泰(東北大学) 青森剛(東北大学)
P-07Construction and reconstruction of Japanese EFL students’ social relationship inside and outside the classroom
Kiyomi Tanaka(Temple大学)
P-08指示詞「ア」と「☆(文に之),那」の照応用法における中日対照
芦英順(富山大学)
P-09情報分野の外来語の影響に関する一考察
浅井淳(大同工業大学) 石川有香(広島国際大学) 瀬麻衣子(サンフランシスコ州立大学)
P-10談話の協働構築にむけての参与とコード -インドネシア華人と日本語話者のやりとりから-
中谷潤子(大阪大学)
P-11CMCの会話分析
平本毅(立命館大学)
P-12「話の上手さ」の構造と「話の上手さ」認知への社会的スキルの影響
磯友輝子(大阪大学) 大坊郁夫(大阪大学)
P-13身振りにおける情報提供と相互行為調整 -指差しと視線配布の観察を通して-
坊農真弓(ATRメディア情報科学研究所) 片桐恭弘(ATRメディア情報科学研究所)
P-14日本における韓国語の共生学習の意識調査 -日本人および在日韓国・朝鮮人学習者の学習動機を中心として-
金由那(名古屋大学)
P-15文末表現の男性語・女性語が与える対人印象への影響: ジェンダー・ステレオタイプ特性との結びつき
有泉優里(東京大学) 山口勧(東京大学)
P-16中級レベルの学習者にみる発話のための調整 -学習者間のインターアクションにおいて-
吉田裕子(早稲田大学)
P-17広告で「同一のもの」を理解するということ -「リスク・メッセージ」を中心に
酒井信一郎(立教大学) 是永論(立教大学)
P-18日系ブラジル人子弟の学習支援を考える
藤縄美栄子(財団法人国際女子研修センター)
P-19日本語会話における修復に関する一考察 -日本語非母語話者との会話の連鎖から-
木野緑(ビジネス日本語協会)
P-20待遇表現としての謙遜表現
大野敬代(早稲田大学)
P-21感動詞の使用が及ぼす「丁寧さ」 -「あ」の分析を中心に-
須藤潤(大阪外国語大学)
P-22英語学習者の聞き返しにおける発話とジェスチャーの変化
松村早希子(滋賀県立大学)
P-23言語変種と話者集団のパワーバランスから見た地域社会の言語記述について
太田一郎(鹿児島大学)
P-24レポート作成における留学生と日本人学生のピア・レスポンスの意義
小笠恵美子(東海大学) 岩田夏穂(東京海洋大学)
P-25国会における反対意見表明の構造 -国会会議録検索システムを使用して-
薄井良子(神戸大学)
P-26接触場面における社会言語的行動規定(規範)
加藤好崇(東海大学)
P-27ドイツ語を出身言語としない子どもたちに対する言語教育 -ベルリン州の「第2言語としてのドイツ語」教育とベルリン州立ヨーロッパ学校の双方向的バイリンガル教育-
藤原三枝子(甲南大学)
P-28会話のフロアーにおける言語的/非言語的な参加態度の示し方 -初対面の日本語の母語話者/非母語話者による4者間の会話の分析
中井陽子(早稲田大学)
P-29フォリナー・トーク; 母語話者の「質問」からの一考察
辛銀眞(早稲田大学)
P-30アンケート調査から探る語学教育における語用論側面の重要性
重光由加(東京工芸大学) 村田泰美(中京大学) 津田早苗(東海学園大学)
P-31遠隔日本語チュートリアル・セッションにおけるインターアクションの特徴 -日本・韓国・台湾の3地点を結んで-
早川直子(早稲田大学)
P-32日本語学習者の終助詞使用に関する対照言語学的研究 -韓国人学習者と中国人学習者の会話データを基に-
冨並美希(東北大学)
P-33電話会話における相づちの日中対照研究 -機能と形式との関係について
柳川子(お茶の水女子大学)
P-34聞き手のちょっとした振る舞いの相互作用について
伝康晴(千葉大学) 榎本美香(千葉大学)