社会言語科学会の第14回大会(東京大学共催)は,以下の予定で行われます.
日時 : | 2004 年9月4日 (土), 5日 (日) |
場所 : | 東京大学 本郷キャンパス法文1・2号館 (東京大学 本郷キャンパス) |
交通 : | 東大前駅(南北線)から徒歩7分 本郷三丁目(丸の内線・大江戸線)根津駅(千代田線)から徒歩12分 |
参加費用
一般参加者
会員 | 非会員 | 非会員学生 | |
---|---|---|---|
参加費 | 1,000円 | 3,000円 | 2,000円 |
予稿集 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
一般 | 学生 | |
---|---|---|
懇親会費 | 6,000円 | 2,000円 |
事前登録は不要です. 直接会場へお越し下さい.
お知らせ
- 大会プログラムを掲載しました.
- 大会ポスター(電子版)ができました.
- 「親子の部屋」及び「手話通訳」についてお子様を連れて来られる方には,「親と子の部屋」の設置が可能です.
ご利用希望の方は
taikai[at]jass.ne.jp([at]を @ に変えて下さい)(問い合わせ先:研究大会委員会)
まで,ご連絡をお願いいたします.
また,手話通訳の手配もいたしますので,
こちらをご希望の方も,上記問い合わせ先までご連絡いただければ幸いです.
なお,お申し込みは,手配の都合上8月25日までにお願いいたします. - 社会言語科学の未来を作る会 第5回集会企画委員会では,研究大会懇親会後,下記の通り,本学会の「第5回未来を作る
会」を開催いたします.本学会をよりおもしろく,参加する意義の感じられるもの
にしていくための意見をぶつけあう会です.「本学会を,このようにしたい」とい
う気持ちをお持ちの方,ぜひ「未来を作る会」にご参加ください.会員の方でした
ら,どなたでも参加できます (懇親会,未来を作る会に連続参加された方には,懇
親会費を1,000円キャッシュバック!!)
日時:2004年9月4日(土) 20:00 (懇親会終了後)~
場所:本郷三丁目付近(20:00に懇親会場受付前集合)
主催:社会言語科学会企画委員会 - 大会に関する最新情報はこのページでお知らせします.
プログラム
第1日目 9月4日(土)
9:30 | 受付開始 |
10:00 | 開会 |
10:00–10:40 | テーマ講演1: 【法文2号館1番大教室】 司会: 岡 隆(東京大学) 若者言葉に見る言語変化 永瀬 治郎(専修大学) |
10:45–12:10 | 研究発表1【法文2号館1番大教室】 研究発表2【法文2号館2番大教室】 |
12:10–13:10 | 理事会:【法文1号館210】 |
13:10–13:40 | 総会【法文2号館3番大教室】 |
13:45–15:15 | 講演【法文2号館3番大教室】 司会・講師紹介: 橋田 浩一(産業技術総合研究所) 演題「基礎情報学からみたコミュニケーション」 西垣 通(東京大学) |
15:15–17:45 | ポスター発表【法文1号館215・法文1号館216】 偶数番号と奇数番号で,入れ替え制 (奇数15:15–16:30, 偶数16:30–17:45) |
18:00–20:00 | 懇親会【山上会館 御殿(B1F)】 |
第2日目 9月5日(日)
9:30 | 受付開始 |
10:00 | 開会 |
10:00–10:40 | テーマ講演2【法文2号館1番大教室】 司会: 生越 直樹(東京大学) 移民コミュニティの言語研究 日比谷 潤子(国際基督教大学) |
10:45–12:10 | 研究発表3【法文2号館1番大教室】 研究発表4【法文2号館2番大教室】 |
13:30–14:55 | 研究発表5【法文2号館1番大教室】 研究発表6【法文2号館2番大教室】 |
15:00–18:00 | ワークショップ1:【法文2号館3番大教室】 ことばのバリエーションをつかまえる: 分析ツールとしてのVARBRULプログラムの活用法と隣接分野への応用 企画責任者:高野 照司(北星学園大学)朝日 祥之(国立国語研究所)太田 一郎(鹿児島大学) 話題提供者:松田 謙次郎(神戸松蔭女子学院大学)片岡 邦好(愛知大学) ワークショップ2:【法文2号館1番大教室】 日本語会話におけるターンの構築 企画責任者:高木 智世(筑波大学) 話題提供者:西阪 仰(明治学院大学)Domenic Berducci(富山県立大学)Eric Hauser(電気通信大学) ワークショップ3:【法文2号館2番大教室】 社会的相互行為におけるアドレス性とは何か 企画責任者:伝 康晴(千葉大学) 話題提供者:坊農 真弓(神戸大学大学院/ATR-MIS)榎本 美香(千葉大学大学院)細馬 宏通(滋賀県立大学)木村 大治(京都大学)串田 秀也(大阪教育大学)森本 郁代(情報通信研究機構)高梨 克也(情報通信研究機構) |
18:00 | 閉会 |
研究発表
研究発表1:法文2号館1番大教室
司会:阿部 圭子(共立女子大学)
10:45–11:10 | 多国籍企業社内会議のディスコース -フレーム分析による一考察 渡辺 京子(立教大学) |
11:15–11:40 | 日本語のナラティブにおけるコミュニケーション・フレームと証拠性ストラテジー ヴィクトリア・シパコヴスカヤ(大阪外国語大学) |
11:45–12:10 | 携帯メールにおける言語行動のストラテジーと対人配慮 -深刻さの違う謝罪場面を通して- 宮嵜 由美(専修大学) |
研究発表2:法文2号館2番大教室
司会:村田 和代(龍谷大学)
10:45–11:10 | 日本人学習者の英語におけるポライトネスストラテジーに見られるコンテクストの影響について 田中 清美(Temple大学) |
11:15–11:40 | 中学帰国生の読解における外国語学習方略の使用に関する考察 津田 ひろみ(立教大学) |
11:45–12:10 | 英語異変種間相互理解不全問題の解決法 -Intercultural Accommodatorの試みから- 梨本 篤司(青山学院大学) |
研究発表3:法文2号館1番大教室
司会:井上 逸兵(慶應義塾大学)
10:45–11:10 | 潜在的多言語家庭の言語使用: 日本-フィリピン家庭への面接調査から 山本 雅代(関西学院大学) |
11:15–11:40 | 在日コリアン高校生の二言語併用 -来日時期とコードスイッチングの相関を中心として- 吉田 さち(東京大学) |
11:45–12:10 | インドネシア華人社会における言語使用の実態 松尾 慎(東海大學) |
研究発表4:法文2号館2番大教室
司会:上原 聡(東北大学)
10:45–11:10 | アメリカ知識人話者の強意語の使用におけるスタイルとジェンダー差 家口 美智子(摂南大学) 家入 葉子(京都大学) 岡部 浩子(神戸市外国語大学) |
11:15–11:40 | 談話的アプローチによる日本語形容動詞の分析 杉浦 秀行(アルバータ大学) |
11:45–12:10 | 年代別に見た日本人母語話者の「フィラー」の使用実態 呉 秦芳(山口大学) |
研究発表5:法文2号館1番大教室
司会:西澤 弘行(常磐大学)
13:30–13:55 | 身体を示し合う会話 -自分の身体で相手の身体を語ること- 細馬 宏通(滋賀県立大学)石津 香菜 繁松 麻衣子 中村 智代 矢野 雅人 |
14:00–14:25 | 発話スタイルと身振りの関係 荒川 歩(立命館大学) |
14:30–14:55 | 中国朝鮮語における身体名称の借用現象 宮下 尚子(九州大学) |
研究発表6:法文2号館2番大教室
司会:井出里咲子(筑波大学)
13:30–13:55 | 口喧嘩の語彙 ストラテジーの観点から GILLOT 岩内 佳代子(EHESS) |
14:00–14:25 | 韓国人と日本人の言語行動に現れる文化の影響 -依頼表現の使用において- 申 惠璟(西江大学) |
14:30–14:55 | 発話の連鎖から見た会話の対称性と非対称性 -日本語非母語話者が参加する会話の場合- 岩田 夏穂(お茶の水女子大学) |
ポスターセッション:法文1号館216 法文1号館215
(奇数15:15–16:30, 偶数16:30-17:45)
–法文1号館216–
P-01 | 意見の不一致の場面における台湾人日本語学習者の対処法について 黄 士瑩(九州大学) |
P-02 | 目標指向型の議論における反対意見表明: 日本語教育実習に参加した母語話者・非母語話者間のインターアクション分析 平野 美恵子(お茶の水女子大学) |
P-03 | 優れた中国人学習習得者の日本語習得の管理について(2) 福井 千鶴子(桜美林大学) |
P-04 | 米国における中級日本学習者の口頭発表のパフォーマンス分析 小暮 正人(神奈川工科大学・日本大学・東海大学) |
P-05 | 日本語の会話における言語的/非言語的な参加態度の示し方 -初対面の母語話者/非母語話者による4者間の会話の分析 中井 陽子(早稲田大学) |
P-06 | 大学生の授業中会話に見る課題達成のための規範 小笠 恵美子(東海大学) 大島 弥生(東京海洋大学) |
P-07 | 意味づけ論と英語教育 河原 清志(慶應義塾大学) |
P-08 | 「聾者の英語スピーチにおける 発話とジェスチャーの関係についての考察」 奥山 堂予(愛知大学) |
P-09 | Toward multilingual development A case study of a three-years-old bilingual kid learning a third language 範 玉東(慶應義塾大学) |
P-10 | 小学校における中国帰国児童への母語維持教育 -ある小学校での中国語教室の事例をもとに- 高橋 朋子(大阪大学) |
P-11 | 初期言語発達における終助詞“ね”の機能 矢野 のり子(大谷大学) |
P-12 | カザフスタン共和国の言語政策 -カザフ語の動向- 藤縄 美栄子(日本ユーラシア協会) |
–法文1号館215–
P-13 | トーク番組において「話し手」と「聞き手」は誰なのか? ~「メディアを通じて視聴者に伝える」という視点からの一考察~ 内田 らら(東京工芸大学) |
P-14 | 小規模遠隔会議で参加者は自己及び自文化をどう語るか -中国語による2地点及び多地点会議を分析対象として- 伴野 崇生(慶應義塾大学) 重松 淳(慶應義塾大学) 楊 立明(早稲田大学) |
P-15 | 多人数会話における聞き手アドレスの多重性 -話者交替場面を中心に- 森本 郁代(情報通信研究機構) |
P-16 | もう一つの話者交替システム -多人数会話における開始者による聞き手争奪の分析- 高梨 克也(情報通信研究機構) |
P-17 | 投擲的発話: コンゴ民主共和国・ボンガンドの発話形態における「アドレス性」の問題 木村 大治(京都大学) |
P-18 | 一対一のチャットの会話の全体的な組織 倉田 芳弥(お茶の水女子大学) |
P-19 | 3人会話における聞き手のちょっとした振る舞いについて 榎本 美香(千葉大学) 伝 康晴(千葉大学) |
P-20 | 対人行動の形式論理学 中丸 茂(イオンド大学) |
P-21 | 男女の言語使用の実際と意識との比較 -文末表現を中心に- 金 秀容(東京都立大学) |
P-22 | ジェンダーの構築 -小説に表れる男女の性役割について- 吉津佑紀(慶應義塾大学) |
P-23 | 携帯メールにおけるジェンダー -文末に現れる様々な記号の使われ方に注目して- 三宅 和子(東洋大学) |
P-24 | 女子大生におけるダジャレの計量的類型分析 渡部 涼子(フェリス女学院大学) |
P-25 | 敬語接頭辞「お・ご」を用いた「敬語表現」の諸相 -「手紙文」「スピーチ」を中心にした使用意識の問題について- 金 東奎(早稲田大学) |
P-26 | 日本語の文末表現「ジャン」について -ポライトネスの観点から- 福原 裕一(東北大学) |
P-27 | 「断り」行為において受け手が感じる不愉快度は何に起因するのか -親しい友人に対する場合- 村井 巻子(京都大学) |
P-28 | 日韓の依頼談話の対照研究 -談話構成の面から- 柳 慧政(学習院大学) |
P-29 | 言語学習の経験と国家,国民,言語に対するイメージ形成について 齊藤 明美(翰林大学) 任 栄哲(中央大学) 生越 直樹(東京大学) 篠原 信行(国立台湾大学) |
P-30 | 東アジアの日本語観 -2003年日中韓学生意識調査の結果から- 梁 敏鎬(東北大学) 水野 義道(京都工芸繊維大学) 米田 正人(国立国語研究所) |
P-31 | 漫画における擬態語の日中対照研究 陳 佳雲(雲-云+文)(九州大学) |
P-32 | 本当・冗談・うその認知 村井 潤一郎(文京学院大学) 鶴岡 いずみ(株式会社エイエスジェイ東京) |
P-33 | もし名詞と動詞の区別がなかったら: 「かび」や「さび」の意味すること 山橋 幸子(札幌大学) |