1.授賞対象・授賞件数
- 学会が授賞対象として指定する発表形態においてなされる各大会の発表から,合わせて原則2件の発表の筆頭発表者に対し授与される.
- すでに本賞を受賞した者は,その選考対象としない.
2.選考の基準
発表論文集に掲載された発表論文と,当日の発表状況の両方の審査に基づいて選考を行なう.特に,以下の点に重点を置いて評価する.
- 着眼点,方法,または得られた知見が独創性に富む
- 発展性,将来性が期待できる
- 発表,質疑応答が分かり易く優れている
(注)下記に該当する発表は, 審査対象から除外されることがある.
- 発表論文と大会当日の発表との間に主張内容を変更するような齟齬が認められた場合.
- 大会当日の発表で行われた資料の修正・追加について, 審査上の公平性が保てないと研究大会発表賞選考委員会が判断した場合.
3.受賞資格
筆頭発表者が応募時に以下のいずれかに該当する場合,受賞資格を有するものとする.
- 学部在学中
- 修士もしくは博士課程に在学中
- 修士課程修了後8年(※)以内 (複数の修士課程を修了した場合は,最後に修了した修士課程が対象)
- 学部卒業が最終学歴の場合は,卒業後10年(※)以内
- 修了・卒業月の末日を修了・卒業日として起算する(例えば,3月修了の場合は3/31を修了の日として,8年後の3/31まで受賞資格を有するものとする).
なお,研究大会発表賞の審査を受けるためには,web上で「発表論文集」に論文をアップロードする際,筆頭発表者が上記条件のいずれかに該当することを申告する必要がある.
- 第29回大会までは,大会での発表申し込みとは別に発表賞のエントリーを行なう必要がありましたが,第30回大会からは,論文アップロードと同時に筆頭発表者の受賞資格確認ができるようになりました.
4.選考機関
研究大会発表賞選考委員会が,研究大会発表賞の選考を行なう.
5.表彰
選考結果を受け,理事会での承認を経,その後の直近の学会大会にて表彰式を行なう.賞状を贈り,これを顕彰する.