社会言語科学会では第6回シンポジウムを2024年9月14日(土)に開催いたします.
日時
2024年9月14日(土)
- 10:00-12:00
- スチューデント・ワークショップ
- 13:00-13:30
- 総会
- 13:30-17:45
- シンポジウム
※13:00-13:30に開催される会長挨拶・総会には,学会員の方のみご参加いただけます.
会場
大阪大学豊中キャンパス
https://www.let.osaka-u.ac.jp/ja/access
最寄駅・所要時間:阪急電車宝塚線 「石橋阪大前」駅(急行停車)下車 東へ徒歩約15分.
または,大阪モノレール 「柴原阪大前」駅下車 西へ徒歩約10分
https://www.hmt.osaka-u.ac.jp/infomations/access/
参加受付:文法経講義棟1階(「豊中キャンパスマップ」)マップ6番
シンポジウムのメイン会場:文法経講義棟4階 文41大講義室(「会場案内図」)
中継会場:文法経講義棟4階 法第42講義室
当日は,学内の食堂はほとんど営業しておらず(図書館下食堂のみ時間限定で営業),コンビニエンスストアも学外の2店のみ営業しています.昼食は持参いただきますようお願いします.
【Wi-Fi】会場には、ゲスト用のWi-Fiはなく、eduroamを使用していただく形になります。 eduroamを持っていない方は、事前に登録していただくか、独自のWi-Fi、あるいはテザリングで対応していただくこととなります。
開催方法
対面(天候状況によってはオンラインに変更する可能性があります)
参加方法
参加をご希望の方は、以下の方法でお申し込みください。
- 事前参加申請:2024年8月7日(水)〜9月12日(木)までに下の申請フォームよりお申し込みください。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfY2dWulp6vP1glFviEe85yBk3tQvASWElQh1jhGSQpNOoK8Q/viewform
- 9月14日当日:会場で改めてQRコードを読み取り、受付を行ってください。
事前参加申請をしなくても、当日会場での受付で参加可能ですが、事前に参加申請をいただければ幸いです。
参加費は無料で、非会員も参加可能です。
当日の午前中は、5件のスチューデント・ワークショップも行われますので、こちらも奮ってご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
共催
大阪大学大学院人文学研究科,言語系学会連合
テーマ名
「モビリティとことば」
企画責任者
三宅和子(東洋大学)
概要
21世紀は「移動の時代」といわれる.歴史を顧みれば移動は繰り返されてきた.しかし近年は電子メディアの発達やグローバル化が進み,人や言語間の移動のみならず,時空間の移動,情報,習慣,文化の移動など,様々な「移動」が,世界中で日常的に,身体感覚を伴って経験されている.いわゆる「常態」としての移動である.移動をめぐる事象の多様性と流動性,複雑性が顕著になってきた現在,人々のことばと社会の現実を把握するには,どのような視点や方法論が求められるのだろうか.従来の人文社会科学のパラダイムでは捉えきれない現象を前に,私たちは新しいフェイズへの「移動」を必要としているのではないだろうか.ここに,現代社会を読み解く鍵概念「モビリティ」の視点からこの問題を議論する試みの大きな意味がある.
本シンポジウムでは,言語研究における「モビリティ」の視点を整理し,言語間の移動,移動と定住をめぐる言語コミュニティ,モバイル・ライブズの多様な言語実践などの具体的な研究事例を示す.そして得られた知見から,今後の研究に必要なアプローチや方法論,視点について議論する.私たちの中にある多様な「移動」を発見し,振り返り,新たな視点を共有することで,今後の社会言語科学,さらにはひと・文化・社会・ことばを探究する研究の発展に繋がることが期待される.
話題提供者(予定,順不同)
- 猿橋順子(青山学院大学:国フェスの多言語公共空間とコミュニティ形成:想像の共同体から実践の共同体まで)
- 新井保裕(文京学院大学:中国朝鮮族の移動性:社会的・文化的・歴史的必然性とことば)
- 福島青史(早稲田大学:移動する家族の言語政策と公共の言語政策:戦略としての複言語主義)
- 三宅和子(東洋大学:在英「日本人」コミュニティの変容:ライフスタイル移民の多様性)
要旨はこちらからご覧ください.
指定討論者
- 朝日祥之(国立国語研究所)
問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは,以下のメールアドレスまでお送りください.
jass-sympo[at]jass.ne.jp(社会言語科学会 企画委員会 シンポジウム担当)
※[at]を@に変えてお送りください.
皆様のご参加をお待ちしております.
スチューデント・ワークショップ・シンポジウム参加時の手話通訳者利用費用補助金支給制度について
1.手話通訳利用の際の補助金支給制度について
午前中のスチューデント・ワークショップ参加に際して手話通訳を利用した会員に対して,費用の一部を補助します.この制度の利用のしかたは以下のとおりです.
1件あたり20,000円を限度として補助,ただし全体の上限額を60,000円とし,3人を超える申し込みがあった場合は60,000円を人数分で割って補助します.
手話通訳の依頼は,申請者がご自身で行ってください.
ご所属の大学,研究所等に同様の制度がある場合は,そちらのご利用もご検討ください.
また,午後開催の総会及びシンポジウムでの手話通訳を希望する会員は,その旨を企画委員会(下記)にメールでお知らせください.学会の方で一括して手配いたします。
2.申請方法
手話通訳および手話通訳者利用費用補助をご希望の方は以下のようにご準備ください.
- 2024年8月10日(土)までに,企画委員会(下記)にメールでお知らせください.
- 手話通訳を希望するプログラム(スチューデント・ワークショップ名,シンポジウム)
- 手話通訳者利用費用補助希望者のみ:
- 手話通訳者利用費用補助申請書
- 依頼先からの見積書
問い合わせ先:企画委員会 ws[at]jass.ne.jp
※[at]を@に変えてお送りください.
申請締切後,申請の受領と併せて,利用手続きのご説明をメールにて差し上げます.ご確認いただきますようお願いいたします.
シンポジウム参加時の託児補助金支給制度について
シンポジウム参加時に託児サービス(有料で託児を行う事業者)を利用した会員に対し,学会が費用の一部を補助します(会員本人の子供に限ります).学会による託児補助は,以下のように行われます.
- 補助金額は大会出席1日あたり5,000円(子1人につき)を上限とします.
- 申請者は「託児補助金申請書」(書類1), 「託児施設利用証明書」(書類2) をダウンロードし,必要事項を記入して,下記の企画委員会長宛に郵送します(「社会言語科学会 託児施設利用証明書在中」と朱書きすること).書類2は領収書(利用日,利用料金,利用した子供の人数が明記されているもの)に代えても良いです.提出期限は大会後2週間以内とします.
申請者は託児施設の利用日に必ず大会参加受付を行ってください.大会参加受付の記録をもって参加とし,補助の手続きを行います.(本人の参加確認ができない場合,補助金額はお支払いできませんのでご注意ください.)
書類郵送先:
〒191-8506
東京都日野市程久保2-1-1明星大学教育学部全学共通教育委員会
金 庚芬
Email: ws[at]jass.ne.jp
※[at]を@に変えてお送りください.
社会言語科学会